東アジアではEUのような経済共同体が存在しないことから、自由貿易のルールづくりがFTAの交渉を中心に行われているのが現状です。
少し古いものですが上記のPDFファイルや
こちらあたりが参考にあると思います。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/kaigi/idae_fukuoka_...
東アジア開発イニシアティブ(IDEA)福岡シンポジウム 議長サマリー
また、上記のページは「東アジア開発イニシアティブ(IDEA)福岡シンポジウム」についてのものですが、ここではガバナンスについて触れられています。
【ガバナンス】
参加者は、政治的、経済的および社会的安定を確保することによって、投資家に良いサインを送ることが、FDIを誘致するために極めて重要であると強調した。この安定とは、必ずしも停滞もしくは変化がないことをあらわすものではない。諸々の改革が秩序だって、また予見可能なかたちで実行される限り投資家の信頼は維持されうる。この観点から、シンガポールは、法制度および健全で管理の行き届いた金融システムとともに、汚職に染まらない政府当局などの信頼できる制度構築に成功した。汚職について言えば、これは先進国でさえ起こることだが、政府が汚職と闘う意志を持ち、施策を実行することが重要であると指摘された。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/listen/interview/intv_21.html
「ドーハ開発アジェンダ〜WTO新ラウンドと国際経済の趨勢〜」
一方、世界レベルではWTOによる自由で公正な貿易の仕組みづくりも行われています。
東アジアだとAPECも自由貿易をすすめています。
一方で、自由貿易にむしろ反対する立場から公正な貿易を主張する人たちもいます。fair tradeというとむしろこういった動きを指している場合も多いようです。
特に知的財産権に関わる対応が取りざたされています。
ありがとうございます。
前回に続き、ありがとうございます。