Webサイトの紹介よりも、具体的に知っている方教えてください。
こちらの1980のところに記載してある部分は梨元氏が中村玉緒との番組でも語っていた内容です。
それ以前にも脚本が入っている入っていないとか、芝居の内容で黒澤組のスタッフとも小さな衝突が幾度もあったようだ(中村玉緒も当事者ではないために伝聞型で)と語られていました。
勝新太郎が自分の演技をチェックする為に、フィルムの映像では現像後でないとチェックできない為、付き人にビデオで撮らせていたら、黒沢監督が公式以外の映像が残るのを嫌がってやめるように指示したが、勝新太郎がそれに従わず、降板した・・・という事らしいです。
http://www.takeda-singen.com/video/vi1.html
影武者―信玄を楽しむビデオ
黒澤監督も、勝新さんも、それぞれしっかりしたキャリアがあり仕事に対するこだわりやプライドがあったのでしょう。
そこからわだかまり等が生じて降板となったのでしょう。
黒澤監督としては、自分の言いなりになる役者が良かったのでしょう。
こちらのようなことらしいですが、真相はきっともう故人になられてますので誰もわからないのがほんとのところのようす。
ただ、もし仲代達矢さんでなく勝新さんだったらと影武者をみるたび思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=147169
影武者 - allcinema ONLINE
私が20代始めの頃の事件ですね。
よく覚えていますよ。
私は黒澤監督と勝新のファンでしたから。
全て当時のスポーツ新聞で読んだ記憶ですが
事の発端は、勝新が撮影現場に自分のカメラを持ち込んで自分の演技を撮ろうとしたんです。
後で自分で見て演技を研究するつもりだったらしいのですが、
黒澤監督は自分の決めたアングル以外から撮った演技なんて見てもしょうがない、監督の指示通りに演技すれば問題ないと彼に言って、辞めさせようとしたんです。
その際に「俺は(世界の)黒澤だ」と言ったらしいのですが、その言葉にカチンと来た勝新が「俺は勝新だ!」と言って、そのまま喧嘩状態で役を降りてしまいました。
あの映画は絵コンテをみても判るように、
最初から勝新をイメージして作られたものなので、どう見ても代わりの仲代さんは
ピンときませんし、
本当に残念で仕方がありません。
名監督と名優のプライドとプライドのぶつかり合いだったんですね。
webサイトの紹介よりも・・・との事ですし、一般によく知られるところは他の方が紹介されているようですので。
中山秀征と飯島愛がMCを務める「ウチくる?」という番組にゲスト出演されていた阿藤快さんが降板劇の様子を話していらっしゃいました。
(思い出しながら書いてみますが、もしかしたら部分的に記憶違い等あるかもしれません。曖昧で申し訳ないです)
「自分の衣装姿を撮影して確認したい」と勝さんに言われた助監が監督にその旨を伝えると「駄目だ」との返事。
そのやり取りの末、勝さんが衣装を脱いで帰ってしまったとの事。
阿藤さん曰く、勝さんは自分の衣装姿をただ純粋に見てみたかっただけなんじゃないかと。そして助監を仲介してではなく、当人同士が直接普通に話していたら案外普通にOKだったんじゃないかな、と。
勿論、偉大な先輩がたのお話ですから、多少ソフトに伝わるように変えてお話になっていた可能性もなくはないですけれども。
衣装姿だったんですか?
「自分の演技」だと聞きましたが・・・。
実際の所はどうだったんでしょうねー。
これも新しい情報です。
ありがとうございました。
これは知りませんでした。
ありがとうございます!