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Amazon.co.jp: 容疑者Xの献身: 本: 東野 圭吾
東野圭吾『容疑者Xの献身』のことでしょうか?
私の中では「X」は報われなかったことになっています。
「X」は、ただ愛する人のために自分の知力全てを費やして尽くしたのです。自分の愛が報われることを望まずに。
それなのに「X」のシナリオ通りの結果は訪れませんでした。「X」のしたことは全て水の泡。罪のないホームレスまでも死ぬことになったのです。
とっても哀しい結末でした。
そこがまた良いのですけどね。
世間一般としてはどうなのでしょう。
alpinixさんはどう思われますか?
正直、回答がつかないのではないかと諦めてました。久々にはてなで質問したのですが、回答者の質も量も変わったのですかねー。
私の意見はいくつか回答が出てきてから、と思っていたのですが、この先が続かないような気がしてきたので・・・、
表面上はXの計画は計画通りには収まらなかったと言えます。でも、あれだけのことをしてもらっておいて、そのままで済ませられるほど強い女性はまずいないのではないか、と僕は思いますし、あれほどの頭脳を持って論理的に思考したxが最後のあの結末を全く予想できなかったとは思い難い。また、予想できないほどに「人間」の心情の弱さを理解しきれなかったxにとって、無償の愛に無償で応えてくれた、そういう結末はラストの無常な「引き」の後に本当のハッピーエンドをわずかに予感させる余韻が、僕には見えてならなかったのです。東野さんの長編の結末は単純なハッピーエンドで終わるものの方が少ないけれども、それは人間の複雑さを表したいのであって、xの計算に打ち勝った女性の強さが、xの献身に対する代価ではないかな、と深読みしてみたりします。
未読の方にはなんのこっちゃですが、まあ「このミス」限定ということで。
nodokaynihs さんありがとうございます。
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と思ったら再質問できないや、ちょっと残念ですが、これにて終了します。