「ディアスポラ/グレッグ・イーガン」を買いました。きちんと最後まで読みたいのですが、とても難しい…。

理解のための準備運動に最適とおもうSFを教えてください。今までは国産のわかりやすいSFしか読み解いていません。

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回答7件)

id:ROYGB No.1

回答回数70ベストアンサー獲得回数4

ポイント100pt

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

攻殻機動隊 (1)    KCデラックス

攻殻機動隊 (1) KCデラックス

  • 作者: 士郎 正宗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック

同じグレッグ・イーガンの短編集「祈りの海」や「しあわせの理由」は、比較的読みやすいと思います。

あとは、マンガですが「攻殻機動隊」も参考になるかも。

「ディアスポラ」は長編ですが連作短編に近い構成なので、わからない部分は読み飛ばしても、なんとなくはわかるかもしれません。

id:chipmunk1984 No.2

回答回数790ベストアンサー獲得回数7

ポイント80pt

イーガンの世界に慣れるために,しあわせの理由,宇宙消失あたりをまず読んでみると良いと思います.

id:roki_a

なるほど。作家に慣れることからはじめるといいのですね。ありがとう御座います。

2006/01/17 21:03:47
id:hinakina No.3

回答回数18ベストアンサー獲得回数0

ポイント100pt

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: テッド チャン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

プランク・ゼロ (ハヤカワ文庫 SF―ジーリー・クロニクル (1427))

プランク・ゼロ (ハヤカワ文庫 SF―ジーリー・クロニクル (1427))

  • 作者: スティーヴン・バクスター
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

イーガンと並んで賞される、この辺のハードSFはいかがでしょうか?

頭の柔軟体操になるかと。


テッド・チャン「あなたの人生の物語」

スティーヴン・バクスター「プランク・ゼロ」

id:roki_a

こういう方々もいらっしゃるんですね。

「あなたの人生の物語」なんてタイトルだけで格好よくて気になります。

ハードSFなんて今迄全然縁のないジャンルでしたがこれを機会に色々触れてみたいと思ってます。

回答ありがとうございました。

2006/01/18 08:11:26
id:babelogue No.4

回答回数21ベストアンサー獲得回数0

ポイント100pt

世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)

世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーシュラ・K・ル・グィン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

  • 作者: フィリップ・K・ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

百億の星と千億の生命

百億の星と千億の生命

  • 作者: カール・セーガン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 単行本

ちょっと古いものですが。

id:roki_a

ご回答ありがとう御座います。

古いものとのことですが、むしろ発売から時間がたった作品達ってもうどこから手を付けていいのわからないので、とても嬉しいです。

ありがとうございました!

2006/01/18 17:13:19
id:rikuzai No.5

回答回数1366ベストアンサー獲得回数141

ポイント100pt

クリスタルサイレンス〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

クリスタルサイレンス〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 藤崎 慎吾
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ・ベア 小川 隆
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

  • 作者: レイ・ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

随分悩んだんですが、上記3作を挙げてみました。


「クリスタル・サイレンス」藤崎慎吾

解説にはこの作品を読んだ後にディアスポラを読んで欲しいといとう記述があったので最初に思いつきました。

いきなり海外SFの少し固めの訳文より、まずは国産で本格をがんばってる方のもいいかなと。

基礎の概念に似たものがありますから、そういう部分での準備体操にいいかもしれません。


「ブラッド・ミュージック」グレッグ・ベア

いっそ「ニューロマンサー」まで還ろうかと思ったんですが、

ネットワーク理論というか、宇宙論というか・・・

その辺りの思想的な部分の基礎がこの本にあるように思いますので、

一読されてはと思います。


「火星年代記」レイ・ブラッドベリ

敢えてここを挙げてみました。

ディアスポラは実験小説群で構成されているというイメージなんですが、

そういった連作形式のSFという部分でとても優れていると思うので。


ここからは蛇足として。

私が最初に質問者さんの質問を見て思ったのは、

なぜこの人は国産SFからいきなりイーガンに手をつけようと思ったんだろうということでした。

個人的にはイーガンは色々読んだ人が行き着くところというイメージなので(*^。^*)

正直海外SFにはもっとドラマティックで読みやすい作品がたくさんあるので、

いきなりイーガンを読んで「やっぱり海外のは難しいや」ってなってしまわないのかなぁと思いました。

なのでもっと色々紹介したいのですが、これまでに読まれた国産SFもどんなものかがわからないので、傾向が把握できず・・・。

今回はこの3作に絞らせていただきました。

id:roki_a

未読ばかりです。ありがとうございます。

クリスタルサイレンスは現在図書館にリクエストを出している最中です。はやくきてほしい。

「ブラッド・ミュージック」本屋で探してみますね。ネットワーク理論についてはもう何処から頭を動かせばいいのか途方にくれていたので、とてもありがたいです。

「火星年代記」は遠い昔に読んだ記憶があります…、もっかい読み直そう。

何故いきなりイーガンかというのは(私もずいぶん無謀なことしたなあと思っていますが)絶賛されているレビューばかりを見たのとちょうど行きつけの本屋で平積みになっていたというただそれだけの理由です。表紙も素敵だったので、ついレジに出してしまいました。

今までの読書傾向は、本当に分かりやすいものしか手を出していなくて、森奈津子さんや小川一水さん、米田淳一さん、神林長平さん、冲方丁さん、星新一さん、新井素子さんなどくらいしか読んでいません。あとはフィリップ・K・ディックとレイブラットべりをちらほら…というところでしょうか。

そんな経験地ではディアスポラはほんっとうに難しいのですが、でも折角手に取る機会があったのだから、ちゃんと読み解いてみたいと思っているのです。今迄SFというジャンルはぼんやりとしか触れたことがなかったので、これをチャンスにしようという下心もあります。

丁寧なご回答ありがとう御座いました!

2006/01/18 21:16:15
id:ita No.6

回答回数204ベストアンサー獲得回数48

ポイント80pt

http://d.hatena.ne.jp/ita/00010205

ディアスポラ数理研 - JGeek Log

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C. クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

名作なんで既に読んでらっしゃるかもしれませんが。

自我を持つ機械、超知性の痕跡など共通する

テーマが多くあります。同名の映画よりは

説明が親切で分かりやすいと思います^^;

あとはすでに挙げられていますが

イーガンの短編集ですね。イーガン作品では

「意識とは何か」「幸せであるとはどういうことか」

といったテーマがくり返し扱われていて、ディアスポラ

も例外ではありません。それらのテーマを個別に

味わうには二冊の短編集が最適と思います。


それと作品中の数理的なネタですが、これは

はっきりいってレベル設定高すぎで過去のSFを

読んでどうなるという代物ではないです^^;

解説にある通り、とりあえず飛ばしても作品の

テーマを楽しめます。もしその部分も味わい尽くそう

ということでしたら、拙サイト

http://d.hatena.ne.jp/ita/00010205

へお越しくださいませ。

id:roki_a

有名な名作ですが、未読です。映画のほうを見た記憶がおぼろげ〜にしかないので、こんど古本屋さんで探してみます。

そして、やはり短編集ですね。…探して簡単に見つかるだろうか。

数理的ネタはもう「文型小娘には読むなってことなの?それともマジで泣けって言ってるの?」と本に愚痴るくらいにお手上げだったので飛ばしまくっていましたよ。とほほ…。itaさんのサイト、がっつり活用させていただきます!!

ご回答ありがとう御座いました。

2006/01/20 23:14:17
id:hinakina No.7

回答回数18ベストアンサー獲得回数0

ポイント100pt

異星の客 (創元SF文庫)

異星の客 (創元SF文庫)

  • 作者: R.A.ハインライン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

鼠と竜のゲーム―人類補完機構 (ハヤカワ文庫 SF 471)

鼠と竜のゲーム―人類補完機構 (ハヤカワ文庫 SF 471)

  • 作者: コードウェイナー・スミス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

  • 作者: フィリップ・K・ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

再度失礼します。

ハードSFに馴染みがあまりなければ、初めはこの辺から読み進まれてはいかがでしょう?

(私自身この辺をよく好んで読みます)


異星の客:巨匠ハインライン、こちらの1冊をお薦めします。ヒューゴー賞受賞。

エンターテイメント性が強いのであっという間に読めちゃいます。


鼠と竜のゲーム:

色んな造語が出てきて読んでいて楽しい短編集です。


ユービック:ディックが初読でしたらこちらをお薦めします。

予知能力者・預言者狩り・時間退行・ユービック。


難解さも無く、しっかりとしたSFの一冊に仕上がっています。

id:roki_a

わざわざ再回答ありがとう御座います。じつはちょっと待っていました(笑)

造語が出てくるというのは私の中で大きなときめきどころなので、わくわくしています。面白そうだ〜。ディックは昔読んで「この人とは仲良くなれるきがしない…」と思ったこともあるのですが、時も経ったので再チャレンジしてみようかな。

2006/01/22 17:30:26

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