世の中、良い教授(助教授、助手)ばかりじゃありませんよね。
自分の出身研究室、もしくは知っている研究室の先生は、
こんなにひどかったという体験談を聞かせて下さい。(分野も合わせて)
セクハラなどの一般的なものより、
徒弟制的な弊害など、アカデミック界特有的なものが特に嬉しいです。
特に、会社に入ってから、「人間関係が素晴らしすぎて感動した!」というくらいに、
教授達がひどすぎた、って方、面白い体験談を聞かせて下さい。
・資金の使い込みで、逮捕一歩手前になった教授(でも在職)
・学生を次々に病院送り(精神科)にして、とうとう学生を取れなくなった教授(でも在職)
・妊娠したポスドクの女性を、妊娠を理由に解雇しようとした教授(人事で問題になりつつある、でも在職)
・研究室のセミナーで、学生の一部をあからさまにひいきしてべた褒めし、他の学生には罵声を浴びせる教授(でも在職)
・学部で共通に使っている純水設備を管理していたある教授が、特定の研究室の学生だけには使用不許可にしようとした
・思いつきのアイデアを次々と部下にやらせて、結局論文にはならない仕事ばかりさせる
・夜、帰り際になって「○○を明日までにやっておけ」と指示して帰り、次の日の朝になって出来ていないと猛烈に怒る
・ディスカッションにはいつでも応じるといいつつ、いざ相談しようとしても実験の内容が通じず、ディスカッションができない
・自分の指示したテーマの内容を、自分で理解していない
・同じテーマを複数の学生・ポスドクにやらせて、結果の早出しを競争させる
・ポスドクのアイデアを無断で学生にふってしまう
・論文の著者に、実験をした人を入れない。または、全く実験にノータッチの人の名前を入れる
ひとまず思いついた限りを挙げてみました。
資金使い込みは知らないなあ。
精神科もそれほど知らないなあ。(どっちかというと登校拒否っていつの間にかいなくなる気がする)
妊娠女性とか、女性問題は最近ヤバいから、腫れ物扱いで丁寧に扱う先生が多いかな、僕の周りでは。
教授のえこひいきは、ありますね。実害が出なけりゃいいんだけど、実害が出ると困るよね。
共通設備というか、他の研究室も含めたトラブル教授はあんまりいなかったなあ。みんな内弁慶って感じだった。
「思いつきのアイデア云々」というのは、まさに僕のついていた先生じゃないのか??と思ってしまうほど、うちではまかり通っていた。徒弟制の一番悪い側面だと思うなあ。
期限管理も、上記ほどじゃないけど、結構いい加減だよね。
ディスカッションに関しては、僕の居た所は逆で、常にディスカッションをして(させられて)、先生に命じられた実験以外は禁止という感じだったなあ。(修士だけじゃなく、博士、ポスドクも…) ディスカッション出来ないくらいの方がうらやましいなあ。
僕のついていた教授は、自分でも実験するほど精通していたけど、それも逆に、関与が強すぎて困るよ。「教授は予算とってくるだけで現場には朽ちださないで欲しい」とみんな言ってたもん。
結果の早出し競走もいやだねえ。うちはそれと似て非なる感じで、同じテーマを複数で共同でさせるから、結局手柄はいつも教授のもの……(学生は1stには絶対なれない)
ポスドクのアイデアって、誰か他人でも採用してくれるならいいよね。うちは教授のアイデア、目的以外は一切認めないという超独裁制だった。
論文の著者は、いつも教授が1stです。
もっと、いろんな例を見て見たいなあ。
今後も書いてみて下さい。