サイトからのまんまの引用はやめてください。
あなたの言葉で説明してください。
長くなっても構いません。
ない方が望ましいが、組織などの運営上また社会生活上、やむをえず必要とされる物事。
悪いこと、悪い人は本来あってはいけない
ことですが、あったほうがいい悪もあると
いうことです。
現代社会で言うと「ヤクザ」さんの中の
暴力団さんたち。
暴力振るったり、拳銃持ち歩いていたりと何かと悪いことばかりする暴力団の方々ですが、この人たちが借金取り立てないと、平気で借金踏み倒す不届き者が後を絶えません。
社会からはみ出してしまった人たちも、どこかの組に属していれば、親分の目が光っていますから、堅気の人にめったやたらに
迷惑などかけないわけです。
違法若しくは倫理・商習慣・習慣上問題があるものであっても、当該人・物・状態が存在しなければ、更に違法若しくは倫理・商習慣・習慣上好ましくない人・物・状態が発生するような場合、より悪くならないために存在する人・物・状態のことを必要悪という。
だいたいわかりましたが、具体例を一つあげてくれるとありがたかったですね。
最悪の事態にならないように 歯止めとして存在するもの。
たとえば風俗産業など。
風俗ですか、確かに性犯罪等は数値でわかるほど減っていますね。納得。
・・というと悪というのは世間一般の悪の意味ではなく、
法律用語で言う善意、悪意みたいなものなんですかね。
ヒトにはアプリオリに「本能」と言われる概念・欲求・行動を持っている。
この中には、他の動物と同様の物(以後、「狭義の本能」と表現)もあり、ヒトしか持っていない「本能」(以後、「理性」と表現)もある。(他に、「理想」もあるが)
理性は、社会的に勧められ、賞賛される概念・欲求・行動が多い。結果、法で禁止されていない場合が多い。
しかし、狭義の本能は、時として、法で禁止されている事が多い。例えば、強姦や暴行だ。
しかし、理性も狭義の本能も、基本的に本能なのだから、動物としてのヒトは我慢できない。我慢すると、ストレス状態になる。
そこで、強姦なら、法では禁止されている売春をソープランドの様に見逃し、最悪の強姦を防止する様な事を「必要悪」と言うと、私は思う。
ちなみに、「理想」は、時として「理性」や「狭義の本能」と違い、自己の生命を奪う事もある。共産主義運動などが、そうである。もちろん、「理想」もヒトの広義の本能である。
認識学ですか。
この回答を読んで理性≒知性なのかな、と思い調べたところ理性とは知性の一部のような物だったのですね。
初めて知りました。
新しい見解ですね。あまり賛同はできませんが・・
遠からずな気がします。
1.「必要悪」は理想論では存在しない。
2.「必要悪」は「善」とは対になっている。
3.「必要悪」は「悪」より小さい。
現実の生活で、自分ではどうしようもないこと、ささいな法律違反などを正当化する場合に利用する場合もある。
(自動車が通っていないので信号無視するとか)
これまた新しい見解。
1.全面的に同意
2.私の見識では対ではないと思います。
どちらかというと回答者1.2.3.4から見ても「悪」との対になる気がします
3.だいたい同意ですね。必要悪の方が大きいと、それはもはや必要悪ではないですからね。
回答も一段落ついたようで。
いろいろな見解があり面白いです。
やはり多いのはだいたい私の思ってたのと同じ1.2.3.4の見識ですかね。
これ以降回答する方は斬新な切り口、具体例で説明お願いします。
解釈は皆さんがすでにされているので例を挙げると、
・戦争
国家間で話し合いで解決しない問題を解決させる国際的に認められた最終手段
・学習塾
私塾の先生から「塾は必要悪である」という意見を多々聞きました。無ければ良いのに越したことはありませんね。
・戦争
現代に限定して解釈するなら戦争行為は違法ですよ。
戦争とは国家間で行われるものだと定義されています。
国際法は戦争行為は一切許していません。
許しているのは集団的措置及び自衛行為のみです。
・学習塾
なるほど、先生方の真意はわかりませんが多分そうなのでしょう。
だいたい同意です
白い世界があって、そこに黒があるから初めて白い世界は『白い』と認識出来る様に
地球単位で考えて、全てが善である事はありません。悪があるから善が生まれるのです。
会社単位で考えても、友人関係で考えても、必ず悪があって、善があります。
悪が必要であると気づいた人が作った言葉ですね。
悪は必ず存在すると言う意味を持った理想論と反対の現実的な考え方でもあり、全てが繋がっているという意味にも通じる言葉です。
「白い世界があって、そこに黒があるから初めて白い世界は『白い』と認識出来る様に」
いい言い回しですね。よかったです
定義的に考えてみます。
まず「悪」のというのは社会の中に存在するものです。
悪を考える上で重要になるのは、社会を生きる人の中には、個人としての人間と、集団の一人としての人間という二面性を抱えている点です。
悪を定義しているものとしては、主に社会ルールとしての「規制」と、個人の内面に発生する「規律」が存在します。前者は法的な定義、後者は倫理的(内面的・良心的)な定義といえるでしょうか。
そして、個人の都合と社会の都合は完全に満たされることはありません。全てを満たす完全解があればいいのですが、現実にそれは空想的な理想にすぎません。現実ではいくつかある落し所のどれを選ぶかという選択に迫られます。法と倫理の間で揺れながら、何かを選べば、別の何かで「悪」と非難されるロジックが常に存在していて、攻撃に晒されます。
例えば、Aさんがとった行動が「倫理的ではあっても法的に疑わしい行為」だった場合、倫理の側にたって話をするBさんがいたとすると、「法的に問題はあってもそれは倫理的には必要悪です」とAさんを弁護するでしょう。
結論としては、スタンスの差異が生み出した矛盾ですね。複層的な価値観の中で誰かのとった現実的行動が、他の価値観から非難されるときに同じ価値観の領域から弁護される際に用いられる言葉が「必要悪」だろうと思います。
……あー、くどいなぁ。
なるほど、光と影みたいな関係なんですかね。
やはり必要悪を考える上で「悪」の定義で意見がいろいろありますね。
世間一般ではマイナスとされている事柄でも
時と場合によっては必要とされるときがあります。
そのような場合そのマイナスな事柄は必要悪と
呼ばれます。
その通りなのですが完全に前出ですね。
斬新な意見がよかったです。
正義が存在するために最低限必要な悪のこと?
(例えば、万引きが無ければ万引きGメンは生まれなかった)
コインの裏表と同じ原理
裏表だと互いの存在がほぼイコールになってしまうと思います。
必要悪については
性善説と性悪説についてはなさなければなりません。
性善説とは 人類みな 悪事を働かないということ
そして 性悪説とは みんな少なくとも悪の一面を持っているということで、
それを 統治し 秩序を維持するために必要な 権力・悪
を
必要悪 ですね~^^
民主主義を語る上で 欠かせません~~
お!結構目が覚める意見ですね。
一応法学専攻中ですが聞いたことなかったのでググってみたら普通に有名なようですねw
かなりよかったです。気に入りました
たぶんまともな答えは、字義通りに取って、上でみなさんが書かれているように、必要である悪、つまり、それ自体だけを見ると悪であるけれども、全体として見ると必要とされている面を持つ悪、ということになるのでしょう。
しかし、この意味をもう少し広義に取った場合、私なりには次のように考えます。すなわち、必要悪とは、「善を求める核」になり得るようなものである、と。
確か、聖書(福音書)の中で、イエスが、当時人々の間で罪人と思われている人と接しているのを咎められて、健康な人に医者は要らない、要るのは病人である、というようなことを言ったと思います。
これはつまり、重要なことは「善そのもの」ではなく、「善を希求する運動そのもの」(=悔い改め)である、ということだと思います。逆説的ですが、悔い改めるためには、まずはじめに、そこに悪が必要(=必要悪)ということです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、少なくとも私は、「善」と言ったときに、「私は善人だ」と主張する人よりも、「私は罪人である」という謙虚な姿勢を持ち、だからこそ、それで却って善を希求する気持ちを絶やさない人のほうをこそ、信頼できると思っています。
納得しました。
私も漢文で、医者は患者がいるから存在できる。のような文を読んだ事があります。
最後の段落は先の回答で出たまさに性悪説ですね。
一般的な意味での悪という言葉は、社会の一部を破壊してしまうときに使われます。必要である悪とは破壊するものです。では破壊する対象は何か。この場合社会全体の運営を妨げる物、現在は既得権益により保持されているが、プラスマイナスをシュミレートすれば無い方が遥かに有益なもの、となります。よく槍玉に挙げられるのが軍隊ですが、無ければ危なくて怖いでしょう。警察もそうですが、必要な機能をはたしていれば実は社会の必要条件なのです。破壊する対象は法律に違反する組織の運営、個人の生活ですから。平安時代に時の朝廷が警察機能を放棄したため戦国時代に突入した歴史的事実もあります。当時は加持祈祷で平和な言葉を唱えていれば盗賊も傷害事件も起こらないと本気で信じていたようです。ただそれらの組織は恣意的な運用が起こり易い組織であることは共通しています。そういった意味では国家政府そのものが必要悪ですし、国会や裁判所、地方自治体もそうです。宗教団体はもちろん企業や非営利法人ですら社会的活動を行う以上そうなります。それらは総合すれば社会全体の全ての構成要素でもあります。煎じ詰めれば「運用する個人個人の努力次第で社会全体にとってプラスにもマイナスにもなるもの」だと思います。つまり個人から全世界に至るまでの全ての単位が必要悪である可能性を持ったユニットです。
これもよい回答です。
確かに国家は必要悪ですね。
「個人から全世界に至るまでの全ての単位が必要悪である可能性を持ったユニット」
多少三段論法的な過程から導かれた結論っぽいですが斬新な意見です。
ストレスをある程度与えたラット(実験用のねずみ)は、ストレスがないラットよりも、長生きするという話を聞いたことがあります。
この場合、ストレスは、ラットを長生きさせるための必要悪といってよいでしょう。
・それ単独では悪いものだが
・全体で見たとき、それがあったほうが良い結果が生まれる
ものを、必要悪と呼ぶのだと思います。
ラットの例は
刺激がない人生は無意味だ、に通じる事項ですね
読んで字の如く、悪に比べて必要性が勝っている物や行為などは、理論的に全て「必要悪」となりますが、いわゆる世間一般的に「必要悪」として認識されるためには、前提となる条件があるのではないでしょうか。
「悪」も「必要性」も、法律や経済的なものだけでなく、人道的、感覚的、宗教的等、人間社会をとりまくあらゆるルールや基準に対して評価されるものですが、①極端に軽微/重大なもの、②一般性のないもの、また③必要性>悪の差のバランスが悪いものは除かれると思います。
例えば以下を必要悪と主張するのは自由ですが、一般的には認められないでしょう。
・貧乏なので万引は必要悪 → ①万引は意外と重大犯罪③金がないなら物買うな!
・遅刻しないためにはひき逃げも必要悪 → ①③遅刻と人命どちらが大切?
・SMは身体を傷めるが精神衛生上の必要悪 → ②まぁ、マニアの人にはそうかも知れませんが
・耳垢取るために小指の爪を伸ばすのは必要悪 → ①③(軽微)勝手にやって下さい
また、コミニュティーや時代によってルールや基準も違いますから、必要悪かどうかの判断も違ってきます。
・体罰は必要悪 → 昔はそうだったかも知れません。教師と生徒との人間関係や、暴力に対する考え方が変化したのでしょう
・割礼は必要悪 → 衛生上のリスクなどもありますが、一部民族では今も行なわれています
この例だと「必要悪」を「罪or犯罪」に変えても意味が通りますね。
やはり定義の差がかなり違いますね。
「悪いことだが必要なこと。」
↑簡単ですがこれにつきますよね。
「必要なら悪いことではないんじゃないかな」という疑問がわきますが、善悪を判断する基準と、必要不必要を判断する基準がそもそも整合していないことは、人間のやることだからあるわけです。もしそれらの基準を矛盾がないように整合させられたら、「必要悪」も存在しなくなるでしょう。「必要悪」があるということは、世の中がいくらか歪んでいるということ。でも歪みのない世の中なんて、人間の社会ではないのかもしれないですね。ちょっと悲しいかも…。
実に正しいのですがちょっと物足りませんね、ぬるいかも
社会通念上好ましくはないもののこれがないと相対的に悪くなってしまうもの。例としてはヤクザ屋の人が主に当てはまります。基本的に明らかに一般人とはほど遠い存在でよくトラブルの渦中にありますが、彼らが存在しないと借金を踏み倒す人は大量発生するは、加減を知らないチンピラが町で大暴れするは、日本人とは価値観が明らかに違う武装集団が国内で勢力を広げて街ででかい顔し始めるはで大変です。又社会的に行き場の無い少し落伍気味な不良も就職する場を得ることで本格的な落伍を免れます。
よって存在自体が迷惑極まりない彼らもいなければそれなりに社会が順調に回るためには必要不可欠です。
そして少し違う概念として主にアメリカ的な必要悪も存在します、これはわかりやすく「世界の敵」です。(イランとか北朝鮮とか)彼らの国力では到底アメリカを始めとする国には対抗できないのですが、彼らが存在することでアメリカ国内がそれなりに団結します。テロルも又やられた地域はたまったもんじゃ有りませんがアメリカが団結するには必要不可欠な「必要悪」といえます。
どこの国の(陣営の)利益かはこの際スルーして。
長文失礼しました。
ヤクザは前出ですね。
アメリカの例は北朝鮮、中国政府から見た日本みたいなものですね。
・・いくら経済援助してると思ってるんだ
たとえば職場にとても性格の悪い上司がいたとします。
すると、その上司に対しての不満をお互い共有できることにより、その上司以外の人たちの人間関係がすごく良い状態になる。という事例を身近に知っています。友人はいつも彼のことをぼやくのですが、彼の存在があって逆にお互いのいたわりや、気配り、連帯感などがとても強くなり彼を除けば最高の人間関係を保っています。この場合、その性悪上司は彼女の職場にとって必要悪といえるのではないでしょうか?歴史的に有名な米ソの緊張関係もある意味では必要悪で、あの緊張があったから世界平和の均衡が保たれていたとも言われていますよね。実際米ソの緊張が解けてから世界中で地域紛争がすごく増加したのは事実です。
クラス内のいじめられっ子みたいなものですね。
米ソ緊張後の第三世界の台頭は確かにその要素もありますが旧ソ連からの無計画な武器の流失も大きい気がします。
・まとめ
やはり予想通り通説の
「社会的には悪でもしかたなく存在が必要なもの」
が多かったですね。
でも様々な斬新な意見があり、おもしろかったです。
なお私の返信内容については若輩の身で答えた事なので間違いがあってもご容赦ください。
なるほど、ヤクザですか。わかりやすいですね