自分はアイドルのイベントの整理員のアルバイトをすることがある非オタクなのですが、オタクという人種はそう嫌いではなく、どうしてあそこまで世間的に鼻つまみ者になっているのか、予想は立つものの確証が持てません。冷静で建設的なヒントをいただけると嬉しく感じます。
マスコミの影響じゃないかな、と思います。
たまに恣意的な報道をみかけますし、叩きやすいところを叩いて
それをみた視聴者(世間一般)がそういうものなんだ、と認識しているのでは…と思っています
オタクのイメージが捏造されたものであるということですね。
高校でのクラスにおける「オタクいじめ」(自分は男子校だったのでありませんでしたが)すらもマスコミによるものでしょうか?
ちょっと懐疑的です。
http://q.hatena.ne.jp/1150427825
そもそも オタク という言葉が アニメビデオにはまって
アニメの同好会に時たま出るくらいしか、ほとんど人付き合いをしなかった、その同好会でも殆ど話をせず、人の名前も覚えず、時たま人を呼ぶ時は「お宅」と言ったという、幼女連続バラバラ殺人鬼実崎勤の実話から出た言葉です。
だからオタクは気持ち悪い存在だとイメージがその言葉の発生時点からついてまわっているわけです。
そもそも論ではなく、現在の世間における使われ方を「オタク」の定義としたいです。
安野モヨコのマンガ「監督不行き届き」における庵野監督は、おそらく紛れも無いオタクですが、あの姿に嫌悪感を抱くのは女性にすら少ないと思われます。
アニメとかフィギュアとか女性には理解しがたい、
ことのオタクだと、気持ち悪いとかなんだと思います!
サッカーオタクだとかは気持ち悪いとは、思っていない気が!
人間の本質の1つとして、把握できないものを怖れるという性質は確かにあると思います。
しかし、アニメのセーラームーンやキャンディキャンディなどが好きな女性は多いのではないでしょうか。
元ヲタ? です。
考えられる理由を列挙。ただし、複合的な物があると思われます。
1.ヲタク、若しくはマニアでも、常識がある人、コミュニケーション能力が高い人は外見が美しくなくても嫌われない。(実体験)
2.一般に、はしゃぎすぎる。(自分も含めて)
ヲタクにとってイベントは「羽目を外して良い場所」だと思うのですが、そこを見せちゃってるので嫌悪感を呼び起こすってのは一つあると思います。
尤も、実際にヲタク的な物が嫌でない人でも、目の前で(いわゆるケの場所で)非日常を持ち込んではしゃぐヒト(数多くいます。私の友人(ヲタ、腐女子)もそう)に圧倒されて、やっぱりオタクは嫌だ、と思う人は多いと思います。
※ただ、不必要にテンション高くはしゃぐヒトってオタクに限らないけどいるんだというのは最近解りましたけど。
3.解らないことを延々しゃべる。→疎外感?
マニアックな話題そのものが苦手と言う人にとっては、オタクの知識は相当ドン引きのようです(-x-;)一つのことを掘り下げるという事自体がダメというヒトはいるようです。わからないというので説明するとマニアックすぎると引かれたって言うかその単語自体がマニアックだ! という処に落ち着くんですが、よく解らない世界への恐怖はあると思います。人間解らない物になかなか飛び込めないので、理解しようと思う前に解らないから遠ざけようが普通かもしれない。
コミュニケーション能力の不足とは関係ありません。ただ、知らない事を知っている→説明さえもひけらかしと思われているのかもしれないし、知らない事を説明されても、興味を持てないことだとそこから話題は広がらない。
そこでそこに固執しちゃうと、嫌、ってなるのかも。すぐに次の話題に移った方が大人の世界では良いんだなと思った。(これはちょっと実体験)
4.一般にコミュニューケーション能力が低い人が多い
残念ながら事実です。前述の通り、デブヲタキモヲタな外見でも(失礼!)コミュニケーション能力が非常に高い人というのは私の周りにはかなりいます。
3とも関連しますが、一つの話題に固執し話す側、説明する側に回っちゃうと、他の人は聞く側に回らざるを得ない。多分聞いて欲しい意識が強すぎて、相手の話を聞こうって言う体勢が出来ていないんだろうなと思います。認めて欲しい願望が強すぎなのですね。
私の周りでは、限定ですが、ヲタクな人は割と子供の頃に虐められ体験多かったです。私もそうでしたし。だから、何とか自分を認めて欲しくて必死なのかなーって。知識によって何とか優位に立とうとしているのかもしれません。あと、聞き手に飢えている、とか。
そして、一方的になってしまう。仕方ないとは言えちょっと痛いなー。
無闇に声がでかい人が多いのも特徴。
それから、自分もそう言うところがあるけれども、興味を引くためにマイアイテムをひけらかす、みたいな感じでコミュニケーション取る人は多いですね。大体場の流れからして唐突なので、「何コイツ」となりがち。
5.自分の技量にすごく自信を持っていて、アピールしまくる男性多い気がします。逆に、女性だと、異様に卑屈な人が目に付きます。
6.ヲタ話以外出来ないこが多くて辛い。4と一緒かな?
平気で2ちゃんスラングを日常で使う。かなり恥ずかしいです。
7.見た目に気を使わない人が多い(外見もコミュニケーション能力だと思うので他と同じかも)
私も大学生の時は仕送りでしか生活してなかったのもあってホント汚かったです(-x-;)服買った記憶がない。でも清潔にはしてました。虐められっこだったりして、自分に自信がないんですよね。だから、オシャレしても無駄だと思っていました。あ、何か自分語りになってきた。
酷いのでは、ヲタク同士にも言われるくらいの人がいるって事で、そういう人は目立つんです。まあ太ってるくらいならどうって事はないんですが歯垢がびっしり付いてるとか、なると、いつ歯を磨いたんだろうと。
自己中でコミュニケーション能力が低いから、に集約されますが、そのバックにはこんな事があるんだよー、とか、実体験を話してみました。
私は、ヲタの趣味への傾倒は根っこにはコミュニケーションへの諦めがあると思うんです。
なっ、長い!
>>複合的な物があると思われます。<<
ということですので、逐一検討させていただきたいと思います。
>>常識がある人、コミュニケーション能力が高い人は外見が美しくなくても嫌われない。<<
僕もそう思います。しかし、身もふたも無いようなことを言うと、アイドルイベントで盛んにコミュニケーションを取って盛り上がっていらっしゃるお客さんなどでも、服装などが少々特殊なだけで一般のお客さんから嫌がられる(整理員としての対処を求められる)ことがあります。
>>不必要にテンション高くはしゃぐヒトってオタクに限らないけどいるんだというのは最近解りましたけど。<<
オタク以外のそのような方が「キモい」の対象にならない理由は思い当たれば、お教え願いたいです。
>>よく解らない世界への恐怖はあると思います。人間解らない物になかなか飛び込めないので、理解しようと思う前に解らないから遠ざけよう<<
そうですね、そう思います。
>>固執しちゃうと、嫌、ってなるのかも<<
これは意外と大事な指摘なように思います。執着はあまり見てくれの良い性質でないのかもしれない。ただ、「こだわりのスープ」を提供するラーメン屋はプラスイメージしかないですね。
>>一般にコミュニューケーション能力が低い人が多い<<
決め付けでなく傾向としてこういうものがあるというのは、自分の実感にも通ずるところがあります。
>>認めて欲しい願望が強すぎなのですね。<<
>>知識によって何とか優位に立とうとしているのかもしれません。<<
これは斬新な視点かもしれません。もちろん、これだけを一意的に要因と定めるのは間違えていると思いますが。ある種のオタクにはこの傾向が強く見られます。
>>興味を引くためにマイアイテムをひけらかす、みたいな感じでコミュニケーション取る人は多いですね。大体場の流れからして唐突なので、「何コイツ」となりがち。<<
これも、ある種のオタク(コミュニケーションを取る意欲はあるタイプ)に見られる傾向かもしれません。
>>自分の技量にすごく自信を持っていて、アピールしまくる男性多い気がします。逆に、女性だと、異様に卑屈な人が目に付きます。<<
自分の経験する場が基本的に男性向けのイベントなので、女性のオタクを見る機会が少ないので興味深いです。ただ、ジャニーズの追っかけタイプは卑屈ではないかもしれないです。
>>2ちゃんスラングを日常で使う。<<
これはメールで使用する延長でしょうか。自分の周り(大学生)ではいわゆる“モテ系”であっても2chに精通していたりするので、それこそVIP板で一日前に発生した言葉を使って居たりします(自分はそのあと説明されて理解しているタイプですが)。キモがられているようには見えませんが、やはり使い方が違うからでしょうか。
>>私も大学生の時は仕送りでしか生活してなかったのもあってホント汚かったです<<
服ひとつ買う金がない場合には仕方ないですが、同じ金額で買える服でも「見栄えが良いものを選べる」ということに気づいていないお客様は多いような気がします。モテ=金持ちというような図式を信じ込んでしまっている、というのは言いすぎでしょうか?
ただ、「靴が1万円?冗談じゃない!」と最初から言われてしまっては、いま書いた自分の論理は成り立ちませんが。
>>虐められっこだったりして、自分に自信がないんですよね。<<
>>ヲタク同士にも言われるくらいの人がいるって事で、そういう人は目立つんです。<<
>>ヲタの趣味への傾倒は根っこにはコミュニケーションへの諦めがあると思うんです。<<
質問登録時から半分諦めもあったのですが、びっくりするくらい建設的な回答をいただき、ありがたく思います。
まずアニヲタ、二次元ヲタ、アイドルヲタなどは、
お堅い人からは、ほとんど性倒錯者扱いされてますよね。
お前らみたいなヤツが子供の安全を脅かしてるんだろ、
この犯罪者予備軍が、みたいな言葉が、
掲示板などでは平気で投げかけられていたりします。
ただ萌えキャラやアイドルが好きな程度でそんなこと言われたら
立つ瀬がないわけですが・・・・。
いや、キャラクターの抱きマクラに抱きついて、
毎晩○○ちゃんハァハァ、なんてやっていると、
たしかに気持ち悪いでけどすね(^-^;
でも、社会的には安全な存在だと思いますよ。
脳内萌えは人間は、自分の部屋の外に影響力を及ぼしませんからw
あとは、鉄ヲタにもネットヲタにもほぼ共通する所は、
特定分野には偏執狂的な知識や才能を発揮するのに、
それ以外にはまったく無能という特徴でしょう。
そのあまりの近視眼的な様子が、他人の理解を得られないわけです。
社会性が欠如しているので仲間同士ですら満足なコミュニケーションが出来ず、
他人を呼ぶ時「お宅」と呼んだというのが「オタク」の語源らしいですから、
そういう社会性の欠陥というイメージも、疎まれる原因でしょう。
あとは、引き籠もりが多いですから、運動不足ですよね。
そのくせ欲望を抑制する習慣が身に付いていませんから、
食う食う。太る太る。
そこでデブヲタ、キモヲタというイメージが出来上がっていったわけでしょう。
このイメージも世間から疎まれる原因の一つかと思います。
でも昔は虚弱体質のガリガリ君がオタクの代表的イメージだったらしいですから、
オタク=デブというのは、いささか不正確な気もします。
あとは・・・・。
独自の閉鎖的世界を作っている、というところ。
とにかく人は、理解できない存在には嫌悪感をもよおすものです。
コミケ、2ちゃんねる、etc。
みんな、外の人から見れば、とんでもない忌むべき世界です。
>>お堅い人からは、ほとんど性倒錯者扱いされてますよね。<<
>>でも、社会的には安全な存在だと思いますよ。
脳内萌えは人間は、自分の部屋の外に影響力を及ぼしませんからw<<
自分も、社会的に危険な存在はオタクに限るわけなどないと思っていますが、外部的に影響を及ぼさない存在がわざわざ「キモい」と中傷される理由が知りたいと思っています。
>>特定分野には偏執狂的な知識や才能を発揮するのに、
それ以外にはまったく無能という特徴でしょう。
そのあまりの近視眼的な様子が、他人の理解を得られないわけです。<<
無能というのは、能力が無いということか、成果を残さないということか、どちらでしょう。個人的にはこの2つは同様のものだとは思っていますが、オタクには無能というよりは無関心という表現がより相応しい気もします。
>>社会性が欠如しているので仲間同士ですら満足なコミュニケーションが出来ず、<<
これは刺激的な指摘です。自分はすっかり偏見があって、オタク同士ではコミュニケーションが過剰なほど行われているものだと信じ込んでいました。
確かにイベントでも、(会話が苦手なのか?)スケッチブックに他のお客さんへのメッセージを書いて掲げている方や、一人で憮然としてる方も見かけます。他方で、オタクコミュニティーと呼んでいいのかわかりませんが、初対面で明るく自己紹介をし合っている「いかにもオタク」な格好の方々が目立っているので、そちらの印象しか意識下にありませんでした。
>>理解できない存在には嫌悪感をもよおすものです<<
これはやはり、大きなテーマのひとつなようですね。
・大好きなキャラやアイドルをけなされると人格を変えて怒る人(アニメキャラやアイドルに限らず、バイクやギターでも)
・訳の解らない事を言い出す人(語尾にハニャ?うにゅぅ~とか)
こういった行動があるからではないでしょうか?
理解できないということでしょうか?
びっくりするくらいの勢いで回答が集まってしまって、喜ばしいことなのですがポイントが心配です。のっかりはてな、していただけたら嬉しく思います。
思いつくのは
1.清潔感がない
2.自分の趣味を理解していない人間に壁を作る
3.メディアからの植え付け
というような感じでしょうか。
1は、趣味に金をかけるので、外見に必要最低限の経費しかかけないからだと思うのですが、どことなくさわやかさや清潔感から遠ざかっているような気がします。
2は、自分の趣味を一番として、趣味の世界を理解していない人間を寄せ付けないような気がします。
寄せ付けない理由は、1が原因で遠巻きに見る周りの人間にも問題がありますけれどね。
3は、オタク趣味のある人の犯罪をマスコミが大げさに取り上げ、オタク=よくないイメージを植えつけているからではないでしょうか。
どんな事件でもそうですが、加害者の過去にさかのぼって、事件を彷彿させるようなエピソードを探して流すので、見ている側は悪いイメージを持ってしまいがちです。
あとは「オタク」という存在を世に広めた宅八郎氏のイメージもあるかもしれませんね。
独特な口調と風体はかなり強烈でしたから。
けれど、近頃はオタク文化が少しずつ認知されてきているような気がするので、もう少しだなという気がしています。
私も非オタクですが、オタクに対する悪いイメージはありません。
むしろ、没頭できる趣味があるのはうらやましいし、偏りはあっても専門性のある知識を話している様子はすごいと思います。
多分、情熱の配分が違うのでは。
非オタクは色々なことに興味が分散されるけれど、オタクはピンスポットで分ける事ができない。
その辺りをうまく使い分けられればいいと思う反面、そうなったらオタクではなくなりますね。
>>1は、趣味に金をかけるので、外見に必要最低限の経費しかかけないから<<
これは、程度にもよりますが同意しかねます。身近に時計のコレクターが居てお金をほとんどそこに費やしていますが、新しい服を少量しか買わなくとも清潔感はあります。以前に聞いたところによれば、3ヶ月に5千円使うか使わないか程度だそうです。
>>自分の趣味を理解していない人間に壁を作る<<
明らかにアイドルに興味を持っていない自分たち整理員ですが、壁は感じません。
>>オタク趣味のある人の犯罪をマスコミが大げさに取り上げ、オタク=よくないイメージを植えつけている<<
これは大いにあるかもしれません。対象として特に、ワイドショーを見ている中高年への影響は大きいと思います。オタクに直に触れる機会のある層に関しては疑問が残りますが。
>>オタクはピンスポットで分ける事ができない<<
>>そうなったらオタクではなくなりますね<<
この質問はオタクの定義をあえてせずに始めましたが、終了時に「現在の世間に即して一般的な」定義づけがなんとなくできれば意義があるな、と思います。
自分の世界だけに浸りすぎて他人が当たり前にやっている
行為をおろそかにするからではないでしょうか。
>>他人が当たり前にやっている行為をおろそかにする<<
これはうまく性質を表現できるいいフレーズですね。
マスメディアによって本来数少ないはずのかなり濃いオタクを非オタクの層に露出させることによって現在にオタクと言われて想像してしまうようなイメージを植えつけられたからだと思います。
それとは別にオタクと言われる人たちは我が強く人の意見をあまり容れません。それによって近寄りがたい→キモイとまで発展してしまったという一面もあると思います。
あれっ、さっき返信つけたはずなのに消えてました。
>>オタクと言われる人たちは我が強く人の意見をあまり容れません。<<
頑固ということでしょうか。
>>近寄りがたい→キモイとまで発展してしまったという一面<<
これだと、やっぱりヤンキーとの相違がわからないように思います。ヤンキーは時として羨望の対象になったりしますが、オタクに憧れるという構図はあまり見かけません。
究極超人あーるとかげんしけんとか、そういうのとはまた違う話だと思われますので。
1番の原因は「一部のオタクの行動が奇抜すぎる」と思います。
一般的に「普通の人」より、「どこか変わってる人」の方が印象に残りやすいですよね。
「どこか」というのはさまざまです。
苗字が変わっていたり、名前が変わっていたり、性格が変わっていたり、行動が変わっていたりなどなど。
いい意味でも悪い意味でも、変わっている人の印象は強いものです。
オタクの場合、変わっている部分がものすごく強烈だったりします。
例えば、ポスターやフィギュアを見つめてずーっとにやついていたり、「○○(アイドルやキャラクターの名前等)は俺の嫁だ」的発言を本気で言ったり・・・。
(冗談で「俺の嫁だ」って言ってるうちは笑えるんですけどね・・・)
そういった「一部のオタクの奇抜な行動」だけが印象に残り、その結果「オタクは気持ち悪い」という全体的なイメージになってしまうのです。
>>一部のオタクの行動が奇抜すぎる<<
全体に対する偏見ができあがってしまっているということですね。では、オタクに嫌悪感を抱いている人たちは、皆が「オタクをよく把握できていない人」なのでしょうか(オタクに理解があるなしの話ではありません、客観的な認識としてです)。この疑問が肯定されれば、話は意外と単純なのかもしれませんね。
昔は、マニアと呼ばれていて、
趣味が、趣味の域から出てる人って感じでしたが、
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(1988年 - 1989年)
同事件の犯人の宮崎勤は自室が膨大な量のビデオテープで埋め尽くされる程のアニメ・特撮オタクであった事から、当時ロリータ偏愛趣味傾向が無軌道なまでに顕著化したアニメーション産業を巻き込んで、オタクバッシングの風潮が巻き上がった。
宮崎勤逮捕直後の1989年8月、TBSのワイドショーの女性レポーターが、コミックマーケットに集まったオタクたちを指して、生中継で「ご覧下さい。ここに10万人の宮崎勤容疑者が居ます!」と発言し、偏見報道としてオタクから非難を浴びる。だが、当時の宮崎の犯行の様子は異様に異様を重ねたようなものであり、アニメと宮崎の精神との関わりがないとは言い切れない(重大なきっかけになったとも言い切れないが)。現在でこそ電車男や萌えブームによって、アニメを始めとしたオタクカルチャーや秋葉原に群がるオタクの存在が一般層にも理解されつつあるが、アニメオタクが世間にさほど露出していなかった当時、世間においてはアニメというものはお子様向けにあるとされており、いい年した大人がそれを見るのは「社会性がないクズ」「幼稚」と言われてもいたしかたないという風潮が今以上に強かった。そして、そういった社会性がなく幼稚な人間は、本来の人間関係やコミュニケーションをとることができず、結果凶悪な犯罪を犯すという発想は特別不自然ではないとされ、「10万人の宮崎勤」と言ったレポーターは発言そのものは度が過ぎるかもしれないが、当時の風潮から考えればあながち間違ってもいないと思われる。
この事件があってから、
日本人にとって、おたくは危険な人間、ロリコン、変質者という
イメージを与えてしまったと思います。
そこからの脱却ができていないものだと思います。
大辞林(goo辞書)によると、マニアとは
特定の分野・物事を好み,関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。「鉄道―」「切手―」
趣味などで、一つの事に熱中している人。狂(きよう)。
「鉄道―」「切手―」
マニアック 3 [maniac]
(形動)
一つの事に異常に熱中しているさま。
「―な収集の仕方」
なぜ形容動詞になると「異常」なのかはわかりませんが、トラキチと呼ばれる阪神タイガースファンなどがオタクに似た嫌悪感を抱かれている印象は、たしかにあまり受けません。多数に肯定される趣味という印象があります。
そういえば、鉄道マニアというより鉄道オタクと言う方が、なんとなく軟派で卑近で、なおかつマイナスの印象を抱くような気もします。
自分は21歳ですが、宮崎氏の話は正直ほとんどわかりません。女子高校生が「オタクきもい」などと言っている現状についてもこの事件によるものだとするのは少しズレているように思います。
ニュースなどの情報ではなく、もっと身体的な感覚に影響を及ぼす原因があるのではないでしょうか?
マスコミの影響が、多分にあると思いますが、自分たちだけの世界に浸っている、感じがします。
他の人が、まったく理解できない単語で説明されて、なおかつ、それに対するフォローが足りない為に、一般(?)の人から壁ができてしまうのではないでしょうか。
フォローがうまくできてる人は、おたくでも、そんなに変に見られてないような気がします。
要するに、人と話してて、相手の変化(顔色)を見ながら、対応できるかどうかではないでしょうか。
主観的な意見ですいません。
>>フォローがうまくできてる人は、おたくでも、そんなに変に見られてないような気がします。<<
これは自分の実感とも一致します。たしかに、自身が持っている情報をわかりやすくシェアしようとしている人のほうが付き合いやすいとは思います。
>>要するに、人と話してて、相手の変化(顔色)を見ながら、対応できるかどうかではないでしょうか。<<
空気を読む、とか、相互的なコミュニケーション、などという表現をされる能力ですね。
>>主観的な意見ですいません。<<
客観的な意見だと勘違いしている主観的な意見より、主観的だと知った上での主観的意見のほうがとてもありがたいです。
そもそも感覚に関する質問なので、主観的な回答を募集しています。
たぶん、他人と話すのが苦手な人が多いからではないでしょうか。
話の上手な人や話すことに慣れた人は気にならないことが、おたくと呼ばれる人たちには非常に困難があるのではないでしょうか。
よって、話し上手な人が話し下手な人をおたく呼ばわりしているので、今のような状況になったのではないかと思います。
あくまでも私の意見ですが、、、
私も元おたくだったので、、、
>>よって、話し上手な人が話し下手な人をおたく呼ばわりしているので、今のような状況になったのではないかと思います。<<
新しい定義の候補ですね。そもそも「お宅」と呼び合っていた、という単語の由来の話と結果的にリンクしていて、おもしろいです。
オタクじゃなくても不潔で無口で自分の趣味の話題しか興味を示さないと言う人間は嫌われます。ある程度社交性があればオタクでも嫌われることはすくないとおもいます。
犯罪者がたまたまアニメのオタクでそれをマスコミがおもしろおかしく報道するから、オタクが犯罪予備軍という目で見られるのかもしれません。オタクを馬鹿にしたりけなしたりして優越感にひたってる人間もいると思いますし。
人間って、自分たちとかけ離れた行動をとる人間を嫌う傾向があるんじゃないでしょうか。
>>オタクじゃなくても不潔で無口で自分の趣味の話題しか興味を示さないと言う人間は嫌われます。<<
無意識的にこの回答を待っていたような気もします。
>>オタクが犯罪予備軍という目で見られる<<
これは、繰り返しになりますが、個人的には比較的高い年代での理解だと思います。アイドルが好きでオタク的なお客さんに対して、そのような奇異の目はあまり向けられていないように実感しています。
>>オタクを馬鹿にしたりけなしたりして優越感にひたってる人間もいると思いますし。<<
小学校などにおける「いじめ」の構図ですね。たしかに、この構造は無視できません。オタクが悪いというよりは、悪いものとしてオタクをでっちあげて嫌うことによって安心感を得ている層が存在するのは、個人的には事実だと思います。
少し質問の意からそぐわないかもしれません。
オタクをけなす理由、それはオタクをけなす側のほうにもかなりあるのではないでしょうか。
今の世の中、自分の道をはっきり見据え、根拠ある自信を持って生きている人が少ないと思います。
だから、そうして人をけなすのです。オタクをけなすことにより「ほら、自分は彼らとちがってこんなにも正常だ、清潔だ、コミュニケーション能力が高い」という意識をほぼ無意識的に持ち、心の安息が得られるのだと思います。
だから、けなす理由はオタクでも三流大学卒でも家系でも、何でもいいのです。
また、劣等感というものがあります。もちろん、誰かにいじめられた、上司に頭が上がらないという理由での劣等感もあると思います。ですが、より考えられるのは、程度がとても低いオタク(ほぼ一般人)が中程度のオタクをけなす。そうして中程度のオタクが不快感を感じてけなす対象は、もっと重度(表現が悪くて申し訳ありません。)のオタクを「うちもオタクだけど、あいつよりマシだよなー」「私はアニメのオタクではあるけど、フィギュアまで手を出すのはキモい」というようにけなすという連鎖を繰り返しているようこともあるかもしれません。
もしくは、ただ単に熱中できない趣味がない人間の僻みともいえるでしょう。
建設的な話を。人をけなして安息を得る人間は、どこかに満たされない点があるのです。その満たされない点を本質的に満たすためには、何かを成し遂げたり、自分でしっかりとした考えを持つといった、自分自信を改革することが必要なのであり、他人のアラを探すことではないと思います。そのことを自分を含め、もう少し言い聞かせて生きていけたらなと思います。
>>少し質問の意からそぐわないかもしれません。<<
>>オタクをけなすことにより「ほら、自分は彼らとちがってこんなにも正常だ、清潔だ、コミュニケーション能力が高い」という意識をほぼ無意識的に持ち、心の安息が得られるのだと思います。<<
ちょうどひとつ上の回答で得られた構造の問題ですね。全面的に自分の質問の意に相応しい回答です。ありがとうございます。
>>けなす理由はオタクでも三流大学卒でも家系でも、何でもいいのです。<<
これも大きな興味をそそられる指摘です。血液型や星座や、高校生だと部活がどこだとか、そういった理由でも発生する差別なのかもしれません。
>>連鎖を繰り返しているようこともあるかもしれません。<<
古くから指摘されているいじめの構造と同じで、ブルーハーツも歌っているようなことですね。
>>もしくは、ただ単に熱中できない趣味がない人間の僻みともいえるでしょう。<<
非常に強く共感します。オタクは最近「文化」になっていて、オタク全体としてはひとつの文化圏を形成しています。オタクの集合体に圧倒される感覚を“一般人”が持っているかはわかりませんが、そういう「旬」なものに「自分がついていけていない」ことから「疎外感」を覚えるという関連は、もしかすると、あるのかもしれません。
個人的な体験談ですが、運転免許取得の合宿に行った際に気が合う合宿生と盛り上がっていたら、ヤンキー的な集団から妙に睨まれていたようです。あとになってそのヤンキーたちと仲良くなったときにその話を聞いて驚き、その理由として「自分たちを差し置いて盛り上がってるのが許せなかった」と言われて更に驚きました。
自分に何もないと感じていて、その上で「ちょっと生理的に受け付けない」「コミュニケーションの上手くない」連中が「自分の趣味で楽しんでいる」ことに対して、劣等感に近いものを抱いてしまうという可能性も、もしかしたら検討できることなのかもしれません。
自分(達)と全く異質の考えかたや、
行動をするから。
じゃないでしょうか?
異質なものは他にいくらでもありますから、この表現だけでは理由とは言えないように考えます。
オタクに対するメディアの批判的な報道が一番の原因だと思います。
人は、仲間を作る時、共通な思考や趣味を持つ人と仲良くなります。
逆に、相容れないを持つ人を拒絶する傾向があります。
オタク≒自分には理解できない人、という見方が、メディアに植えつけられているんだと思います。
オタク同士では、嫉妬で仲良くなれないことはあっても、
基本的に相手の気持ちは理解できるので、仲良くなれる要素は持っていると思います。
オタクは、今、必要だと思いますよ?
世界では「アキバ」とか「オタク」という言葉がよく言われるそうじゃないですか?
オタクは見方を変えれば、その分野の先駆者だと思います。
オタクの意見は、その対象をよりよく出来る可能性を持っていると思います。
あとは報道次第だと思います。
個人的な主観の繰り返しになってしまって恐縮ですが、オタクのイメージをメディアが作り上げたという面ばかりを強調するのはあまり好ましくない態度だと思います。
いまからマスコミがオタクを評価するような報道を盛んにしたとして、果たして世間一般でのオタクの評価にどのような変化を生ずることになるでしょうか?
具体的な状況をイメージしていただけると自分の主張が理解されやすいかと思います。例えば、高校のクラスにおけるオタクへの視線。満員電車の中にオタクらしき人が乗っているときの周りの雰囲気。サークルや職場の飲み会における接し方、隣の家や近所などでどのように思われているか、テレビでオタクをネタに笑う番組を見た視聴者やそれを作る報道側の見方、アイドルイベントでのアイドル側がどのように感じているか、秋葉原のオタクショップにオタクでない人が行ったときにどのような印象を受けるか。
これらを、例えばオタクをヤンキーに置き換えてみたり、障害者に置き換えてみたりしたときに、どのような相違点が出てくるのかを考えていただけると、より普遍的な論点を見出せるような期待を持っています。
このような具体例を考えていく際に、もちろん要因のひとつとしてマスコミによる印象の刷り込みという要素は挙がると思います。しかしそれだけでは説明がつかないことが非常に多いように感じています。
個人的に、オタク的性質は嫌いではないです。好きだと言い切るのは難しいですが、自分はアイドルも嫌いではないが好きでもなく、ヤンキーにも大学教授にも土木作業員にも同じ印象を抱いています。これを踏まえた上で、オタクがなぜいま特別視されているのかを考えられれば興味深い考察が得られるのではないでしょうか。
基本的に、恋愛や異性間のコミュニケーションにはアピール競争が暗黙の前提としてあるのだと思います。「人は中身だ」といってもまず一定基準の外見のレベルも満たしてないと競争に不利なのは自明の理です。
そういった競争に圧勝とはいかなくても、最低限の土台に上がって自分なりに外見も気づかっているならオタ趣味を持ってようがOKなのでしょう。しかし、恋愛競争から逃げる先にオタ的な趣味を選んでしまい、結果として最低限レベルの外見的な気づかいも出来なくなってしまう人が出てくるのもまた事実で。
外見的素養がアピール競争に不利→趣味に没頭→最低限の身だしなみもこなせなくなる。
という悪循環が発生してしまう人の割合が世間と比べて相対的に多めなのではないかと思います。
そういった人たちがオタクカテゴリー全体の象徴のように時には扱われてしまうことによって「キモヲタ」みたいなイメージが世間的に定着されるんじゃないでしょうか。
補足として、オタク趣味が、趣味ではあるけれど性の代替的な趣味を兼ねている部分や、趣味自体が没頭しすぎると「自分の世界しかみてない~」みたいな風に受けとられて気持ち悪がられるといった側面もそういうイメージを助長しているかもしれません。会話が一方的だとかの評価はこれにあたるかも。
また、誰かに正面から強く自分の考えを主張しない、という性格が濃いため一方的にパッシングされやすいといった点も理由として考慮できます。
世の中、受け入れられてるのにけっこう気持ち悪いものってありますからねえ……(遠い目)
>>一定基準の外見のレベルも満たしてないと競争に不利<<
恋愛のコミュニケーション空間への参加の問題ですね。
>>外見的素養がアピール競争に不利→趣味に没頭→最低限の身だしなみもこなせなくなる。
という悪循環<<
・オタク→身だしなみをきちんとしない
・身だしなみをきちんとしない→オタク
どちらのほうがより強く影響しているのでしょうか。必要条件や十分条件というような簡素な論理で表せることではなく、統計的な相関としてとらえることしかできないとすれば、なんだか逆に複雑ですね。
>>そういった人たちがオタクカテゴリー全体の象徴のように時には扱われてしまうことによって「キモヲタ」みたいなイメージが世間的に定着<<
個人の問題ではないということでしょうか。
>>性の代替的な趣味を兼ねている部分<<
これも自分が求めていた論点のひとつです。コミケの最終日や18禁ゲームに没頭する姿はあまり生理的に気持ちよく受け入れられるものではない、という事実は確かにあると思います。
>>誰かに正面から強く自分の考えを主張しない、という性格が濃いため一方的にパッシングされやすい<<
これはあまり気づいていませんでした。確かに、気弱タイプが多い傾向にはあると思います。反論もごく限られたカリスマ的的な論壇系有名オタクのみがなしているにすぎないのが現状ですね。blog界隈を見ていても、納得できる論理を含むオタク擁護論は、むしろ非オタクが展開しているように見えます。
1・一般的には「そこまでハマるようなコトか?」と思われるような事柄(生きていくのに必ずしも必要ではないこと)に対し、膨大な時間と労力(と場合によっては費用)を費やして熱中する
2・その「熱中してるんだぁぁぁぁぁ!」というエネルギーを、周囲に感じさせてしまうような言動
3・美形とは言えない
以上の3つの全てに当てはまる人物は、例外なく「気持ち悪いオタク」の烙印を押されてしまうのが現代社会ではないでしょうか
そこで考えてみましょう
1の逆で、「そこまでハマるようなことか?」と思われないような事柄、例えば仕事とか料理とか、に異常にハマっている人を、「オタク」とはあまり言わないですよね
2の逆で、「熱中してるんだぁぁぁぁぁ!」エネルギーを、周囲に感じさせなければ、だれも「オタク」だと、そもそも気づきもしませんよね
3の逆で、超美形な人が「オレ、トミカ集めまくってんだ」と言っても、別に気持ち悪くないですよね(森永さんゴメンナサイ!!)
日本人というのは、やはり現代においても排他的というか、一般的でない事柄にたいして、嫌悪を感じる人種なのだと思います。それは1の例だけではなく、2の例にも言えることで、なにかに熱中している!ということをアピールするような言動も、日本人という人種にはなじまないことなのではないでしょうか
以上のことから、「オタクがなぜ気持ち悪がられるのか」の答えは、「日本人の特性と当人のルックスの問題」だと言えます
ちとムリのある回答かもしれませんがご容赦下さい
私は非ヲタですが、質問者様と同じように、ヲタの皆さんに特別な感情はありません。そもそも近頃のオタク市場の発展ぶりを見るにつけ、むしろオタク賛成派です。いいじゃないですか、気持ち悪くても、ねぇ
繰り返しますが、私は非ヲタです
いま回答を拝読していて、森永卓郎氏に気持ち悪さを感じる日本人は少ないような気がしました。これは自分の個人的な印象でしょうか?
ご自身の仮説に反論されているくだりはとても興味深いです。しかし、例えばジグソーパズルに異常にハマっている人というのはキモいの対象になりづらいように思います。
オタクへの嫌悪は、自分が持っていないぶん対象的に観察できるのですが、そのぶん身体感覚が伴わず難しいです。
オタクはオタクであるが故に対象であることに対しての知識がはんぱなくて、例えばあるアイドルのオタク同士であれば、Aといったらあの時のあのセリフだね、Bといったらこの曲だからこの振り付けだね、というような約束事が当然のようにあって、オタク同士であればそのやり取りだけで会話がある程度成り立ってしまったりするものですが、そこまで好きじゃない人からするとさっぱり意味がわからなかったりして、そうすると、わからないもの→異質なもの→気持ち悪い、となるのだと思います。なので、もしもそのオタクの対称が一般的なものであれば、「気持ち悪い」のではなくて「物知り」になったりします、多分。
異質な文化に対する拒否反応って意味では例えばイモムシを食べるのを気持ち悪いと思うのとかと一緒じゃないでしょうか。
>>オタク同士であればそのやり取りだけで会話がある程度成り立ってしまったりする<<
これは気づきませんでした。一般的な話題がなくてもオタク同士はコミュニケーションがとれてしまうということですね。
オタクはコミュニケーション弱者として扱われることがしばしばあるように感じていますが、これはひとつの理由となる要素かもしれませんね。
また、ひとつ回答を読み返していて感じたのが、オタクというものが「オタク集合」「個々のオタク」のどちらかに定まっていないまま議論が進んでいるのかもしれないという懸念です。
もしも回答の際にどちらについての言及かはっきりと認識している場合には、明記していただけるとよりわかりやすいかもしれません。
例えば女の人がオタクでも気持ち悪がられないと思います。「美少女フィギア」や「少女アニメ」などを猛烈に好む女の子、だったら普通であり、男が猛烈に好んでいたら気持ち悪がられる。つまり「美少女フィギア」や「少女アニメ」が女の人のものであり、男性が好むのはおかしい、という概念が出来てしまっているのではないでしょうか。そしてそういった人々が「オタク」と呼ばれるようになり、「オタク=きもい」という方程式ができあがってしまったのだと思います。
だから「電車オタク」や「写真オタク」など、男性がやっても女性がなってもおかしくないような「○○オタク」というのは気持ち悪がられないのでしょう。
>>「美少女フィギア」や「少女アニメ」が女の人のものであり、男性が好むのはおかしい、という概念が出来てしまっている<<
この視点も自分は持っていませんでした。しかし
>>女の人がオタクでも気持ち悪がられないと思います<<
これは、どうでしょう。それなりに嫌悪感の対象になってしまっている女性も見かけるように思います。
ジグゾーパズル…
やはり先程の3項目そろってしまうと
やっぱりキモいの対象になるかもしれませんね。
「東京都某区在住のA君は、非常に興味深い趣味をお持ちです
彼の部屋には、無数のジグゾーパズルが飾られています
もう「壁紙がジグゾーパズルなのか?」というほど、
ジグゾーパズルで埋め尽くされています
むしろ、壁がジグゾーパズルなのか?
というより部屋がジグゾーパズルなのか?
というかこの家自体がジグゾーパズルなのか?
というほど、彼はジグゾーパズルを愛しています
そんなA君の最近のファッション
非常に興味深いファッションです
なんと自作の「ジグゾーパズルTシャツ」です
A君は
「これを見て、もっとたくさんの人が
ジグゾーパズルに興味を持ってくれたら嬉しいです」
と、ジグゾーパズルへの熱い思いを語ってくれました
そんなA君のホームページはコチラ↓
http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/rireki.html
以上東京都某区よりお伝えしました」
……やっぱりキモいオタクですよね
ところが
「東京都某区在住のB君は、非常に興味深い趣味をお持ちです
彼の部屋には、無数のジグゾーパズルが飾られています
もう「壁紙がジグゾーパズルなのか?」というほど、
ジグゾーパズルで埋め尽くされています
むしろ、壁がジグゾーパズルなのか?
というより部屋がジグゾーパズルなのか?
というかこの家自体がジグゾーパズルなのか?
というほど、彼はジグゾーパズルを愛しています
そんなB君の最近のファッション
非常に興味深いファッションです
なんと自作の「ジグゾーパズルTシャツ」です
B君は
「これを見て、もっとたくさんの人が
ジグゾーパズルに興味を持ってくれたら嬉しいです」
と、ジグゾーパズルへの熱い思いを語ってくれました
そんなB君のホームページはコチラ↓
以上東京都某区よりお伝えしました」
…先程よりはキモいオタクと感じないのでは?
ちょっと極端でしたが、やはり、
1・かなりニッチ
2・表に出す
3・ブー
のような気がします
ジグゾーパズルが仕事の書類だったら?料理のレシピなら?
自作Tシャツ着てなかったら?
多少キモいかもしれませんが、オタクとは呼ばれないのではないでしょうか
ちなみに森永卓郎氏
わたしは大好きですが、妻は「え~キモい」とのこと
色々な意見があっておもしろいものです
集合と個体の差異については、
集合のほうが2の「表に出す」行為をし易い
ということがあげられると思います
イベントやライブなどはいい例ですね
(A君ゴメンナサイ!!B君よりA君を尊敬しているよ!!)
ん~、なんというか、端的に言い表せば「見た目」の問題だという気もしてしまいます。あまり嬉しい理解ではありませんが。
オタクは言い換えると『一分野にとても詳しい人』ですから多分、オタク=眼鏡でデブかもやしでリュック背負っててフィギア集めたりとイメージが気持ち悪いからだと思います。
だけど、世界中の人は皆オタクだと思いますけどね。
専門学者だって料理人だってスポーツ選手だって皆『一分野にとても詳しい人』ですから結局は皆オタクなんですよ。
ちょっと文法が理解しづらいですが、とにかく、この質問では「キモい」の対象になってしまうオタクについての回答を期待しています。
自己陶酔型人間が多いからではないでしょうか。かつ、オタク人間は、特定の事柄のみに没頭し、当該事象以外には配慮が欠けるため、周囲の人間が苦労するケースが多いということが多々あるためでしょう。
>>自己陶酔型人間が多いからではないでしょうか。<<
「多いから」というような“傾向”の推測の表現は誤解につながりづらいので、ありがたく思います。
自己陶酔ですか?好みの対象でなく、自分に酔ってしまうというのはまたひとつの新しい角度のような気がします。
>>特定の事柄のみに没頭し、当該事象以外には配慮が欠ける<<
上の回答にもあった、「多数の人間があたりまえのようにやっていることをやっていない」という「マジョリティに入る意志の欠如」に通ずるものを感じますね。
人間(日本人)の本能じゃないですかね。圧倒的、少数派を軽蔑したり、イジメたりする。
現代社会のストレスが弱いものや、少数派(オタク)などをイジメル(嫌う)のと同じじゃないですかね。
>>人間(日本人)の本能じゃないですかね。圧倒的、少数派を軽蔑したり、イジメたりする。<<
何度も例に出してしまって恐縮ですが、少数派として例えばアウトローなヤンキーや暴力団、障害者といった人たちも存在するので、あえて対象としてオタクが特別視される理由が知りたいと思います。
オタクは、現在ではブームがあったことも手伝って認知されてきていると思います。韓国などでは、オタクは敬遠されてるみたいですが、日本ではそんな事はないと思いますよ。というより、オタクとそうでない人との差が微妙になりつつあると思います。オタクという物自体が気持ち悪いという状況は減ってきていると思います。
>>オタクは、現在ではブームがあったことも手伝って認知されてきていると思います。<<
そうか、確かにブームはありました。2ちゃんねるのムーブメントや電車男はオタクを印象的に意識下にもたらしたとは思います。
>>オタクとそうでない人との差が微妙になりつつあると思います。オタクという物自体が気持ち悪いという状況は減ってきていると思います。<<
ある意味、“正常”な認識になってきたのかもしれません。つまり、「オタクが悪い」のではなく、「世間的に好かれない行動様式をとる人間は嫌悪感を示されてしまう」という当たり前の認識に戻りつつあるのかもしれません。
ただ、実感としても、その「世間的に好かれない行動様式をとる人間」がオタクの中に占める割合が、他の一般的なコミュニティに比べて異常に高いという印象は拭い去れませんね。
すでに現在ではオタクを気持ち悪がる人は少数派になっていますので、その少数派がなぜオタクを気持ち悪がるかという現状について言及します。
気持ち悪く思う側に、なんらかの問題があるという説は有力だと思います。
たとえば、このようなアンケートがあります。
http://q.hatena.ne.jp/1104852904
オタクを称える報道よりオタクを叩く報道のほうが簡単だからオタクを叩いているのだと思っている人が多いことがわかります。
つまり、逆襲して殴り返してこない弱い相手を殴るジャイアンのような、ある種の幼児的な精神構造がオタクを気持ち悪がる側にあるのではないかと推測されます。
>>すでに現在ではオタクを気持ち悪がる人は少数派になっています<<
この前提は全く根拠がないと思います。少なくとも自分が所属する複数のコミュニティにおいて、オタクを気持ち悪がる人が少数派だと感じられるところはありません。
こんなことを書けば根も葉もないのですが、はてな界隈という場も十分にある種の傾向がある場です。簡素に言えば、オタクに優しい土壌があります。これは好ましいことだと思っていますが、これを当然だと考えた上での議論は、世間一般において役立てることは難しいと考えます。
>>逆襲して殴り返してこない弱い相手を殴るジャイアンのような、ある種の幼児的な精神構造がオタクを気持ち悪がる側にあるのではないかと推測されます。<<
これも、あまり納得しません。そもそも弱い相手は他にも居るはずで、そこではなくなぜオタクなのかという部分に注視したいと思っています。
現実問題として、中傷の対象となっている「オタク側に“非”が無い」わけがありません。非というのは非常に広範な意味で使ったもので、絶対的な悪だとか非常識だとかという意味ではなく、一般的に納得されづらい性質くらいの意味で用いました。
自分を客観視できない、そして、周囲の人々の反応をキャッチして対処することが苦手なんじゃないかと思います。
だれにせよ、「自分の好きなもの」はあって、それをある場所に持ち出すことでその場を共有している人たちがどんな反応を示すかということを観察してるものではないかと。そこで周囲の反応があまり愉快なことでないとなると、引っ込めるという方策を取ると「おたく」にはならないけれど、周りの反応がよくわからないで、自分の好きなものについて語り続けたりするとおタクってことになるのかなと思います。
つまり、人との間でやりとりを築いていきにくいというか。
で、逆に人から不愉快なことをされても、反撃したり反論したりが下手なんじゃないかとも。
私は、そんなオタクな人って、きらいじゃないです。周囲の反応を見てびくびくする人よりずっとつきあいやすいかな。
>>客観視できない<<
>>周囲の人々の反応をキャッチして対処することが苦手<<
コミュニケーションの話ですね。
>>周囲の反応があまり愉快なことでないとなると、引っ込めるという方策を取ると「おたく」にはならないけれど、周りの反応がよくわからないで、自分の好きなものについて語り続けたりするとおタクってことになるのかなと思います。<<
これはとても記述が理解しやすくてありがたいです。喋る内容を適宜選べるかどうかの問題というのは、「コミュニケーション能力の問題」という指摘に比べてちゃんと限定されていて、ふむふむという感じです。
今日は暇に任せてマメに返信をしてしまいました。なんだか妙な敗北感をひとりで感じています。。。
まだ出ていないようなので…
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0511/14/news005.htm...
現代のオタクは、大半が社会に対して無害である。あるいは突き抜けたオタクの場合でも、脱社会的であるがゆえに、一般社会と接点がなければ無害と言える。
それならばキモオタは、なぜキモいのか。簡単に言うならば、社会との接点があり、その基準から外れた言動をするからである。もう一歩踏み込んで考えてみれば、キモオタの特徴的な行動とは、偶像と実像のメディアチェンジが行なわれたことに気がつかない状態であると言えるかもしれない。
#逆に言えばあまりに素直な人たちなのかも
接点が無ければ嫌悪感を示されないのでしょうか?引用だけ見て判断すると、キモいというのと有害であることを混同された記事のように感じられます。
人同士付き合う時、自分と相手のパワーバランスを計り、相手の優位に立ったり、自分の意見を主張したりします(腕力、美貌、知恵、財力・・・など)。
また、そのバランスを元に相手との付き合い方を決めたりします。
ヤンキーは腕力という力を持っています。
これに対してオタクは知恵で勝負するはずなのですが、オタクの知識はあまり役に立つことがありません。
しかも役に立つような物は習得に時間がかかり、なかなかその場では発揮できません。
また、オタク同士は組織力もあまり強くありません。
仲良くしていても、属性?が違うと敵認定することもしばしば・・・。
組織を作って対抗したり、人を操作して人気者なりたいという願望が薄く思います。
上記の性質をもっているとして、小中学生の頃に
「ヤンキー系 = やったらやられる」
「オタク系 = 反撃してこない」
という経験をし、大人になってもオタクを自分より弱者として(無意識にせよ)扱ってしまうのではないでしょうか?
弱者となってしまうと「他と異なるものを排除する働き(イジメ・蔑み)」のターゲットとなります。
あとは、皆さんがおっしゃるような特徴が顕著な方が、特にやられるでしょう。
ちなみに綺麗な人がオタク趣味を持っていてもキモイ扱いされないのは、美しい・カッコいいという力があるからです。
こちらの記事がアメリカの中学生の話なのですが、日本とも共通点がありとても興味深いです。
http://www.blog.net/nerds-jp.htm
私もオタクなのですが周りのオタクを見る限り、オタク的要素を相手によって上手く出し入れ(見せ隠し)できると嫌われるようなことはありません。
(個人的に公の場で倒錯した性癖を大発表するのが一番厳しいです)
この「相手によって出し入れは」オタク要素に限らない事ですけどね。
この記事は見たことがあります。blog上でスクールカーストと呼ばれて一時期話題になりましたね。
>>自分と相手のパワーバランスを計り、<<
>>バランスを元に相手との付き合い方を決めたりします<<
>>ヤンキーは腕力<<
>>オタクは知恵で勝負するはずなのですが、オタクの知識はあまり役に立つことがありません。<<
>>オタク同士は組織力もあまり強くありません<<
「力」というのはとても身近な表現で納得しやすいです。
>>「ヤンキー系 = やったらやられる」「オタク系 = 反撃してこない」という経験<<
小さいときからの経験が行動に反映されるというのも、疑問を感じません。たしかにそうですものね。
>>綺麗な人がオタク趣味を持っていてもキモイ扱いされないのは、美しい・カッコいいという力があるからです<<
非常に単純な表現で新しい視点を紹介して頂いて嬉しく思います。
2度目の回答失礼します。実は眠れないで考えているうちにもしかしたら! という回答を一つ思い付いてしまったので(内容は被っていないと思います)アップします。
オタク=宗教? 説です。
日本でオタクと同じくらい嫌がられる物、宗教。もちろん全ての宗教がそうとは言いませんが(或る意味、日本人は怖ろしく宗教的な民族だと言えます)特に、例えば新興宗教などはそのもののために全てを捧げる熱狂的な部分があります。まあ昔も日本は宗教戦争あったんだけど、そこは後述。
何故共通点と思ったのか?
ニッチかどうかは実はオタクが気持ち悪がられる原因の一つとは考えられないからです。ぶっちゃけ二次元かどうかも関係ないです。モーヲタやジャニヲタも広義のオタクですし、いわゆるV系ロック好き女子の熱狂も、遠い世界の人からすれば気持ち悪いとは行かなくても(多分彼女達の外見故でしょうが)怖ろしい、関わりを持ちたくないと思う人は多いかと思います。私も別のメタル好き女子に、かなりV系への偏見を植え付けられていたクチなので苦手でした。ごめんねV系ファンの人。Xのファンとかマジで凄かったですからね。元ヤンが多かったからだとも聞きますがすごい噂は絶えませんでした。長くなるので具体的には書きません。
気持ち悪い=外見以外の要素として、それ(外見)以外の何かが彼らを怖ろしいと思わしめるのだとすれば、何だろうと。外見汚いだったら別にオタクじゃなくても外見気遣わなくて気持ち悪いヒトは一杯いますし、嫌われオタクが必ずしも小汚いわけではない。(前述した友人腐女子など、太っていますがしっかり化粧もして、割とオシャレです。ただ、彼女には悪いが、彼女と自分のために彼女を紹介する相手は選ぶと思う)
それはもしかしたら、極端な何かへの傾倒を、日本人が怖がる様になっているからなのかな? と思いました。日本人の宗教観=タブーに触れていると。
宗教を例に挙げましたが、ニッチじゃないと思われる物、三次元の存在でも、熱狂的に入れ上げているファンは一杯いて(ジャニオタもそうだし、ペ・ヨンジュンに入れ上げるおばちゃんとか、あと美輪明宏のファンなんかは半ば崇拝の域ですよね)外から見るとそれはかなり宗教的な物に似て見える。正直怖いと思っている人居るんじゃないかな。
※日本で宗教が嫌悪される様になってしまった理由、狂信的なものへの恐怖が根付いた理由に関しては、私個人としては井沢信彦の「逆説の日本史」あたりを推したいです。信長編を読んで目からウロコでした。
後、いわゆる萌え絵が嫌悪される理由に関しては、
・萌えている男に対する萌えキャラとの年齢的ギャップ
=ペドフィリア連想を掻き立てるから、若しくは、彼らが現在でなく過去に目を向けているようにみえるからじゃないかなーと思ってみたり。
今でもマンガやアニメを大人が見る事に対しては偏見があります。アメリカ程じゃありませんがやっぱりあると思います。萌え絵が「大人のための物」であることが、萌え系を好むヲタクに対する嫌悪を呼び起こしているように思いました。以上偏見。
質問への取り敢えずの回答。
>>オタク以外のそのような方が「キモい」の対象にならない理由は思い当たれば、お教え願いたいです。
キモイとは思いませんでしたが(以前チャットなどで話していたから)正直引きました。他の人間関係がなければ二度と会いたくないです。蛇足。
質問が全て終了してからまた色々レスしたいと思います。
>>極端な何かへの傾倒を、日本人が怖がる様になっているからなのかな<<
>>日本人の宗教観=タブー<<
オタクを宗教とかぶらせて見るというのはとても興味深い分析ですね。確かに、信仰に近い構造をもっている意味で、両者に向けられる視線は非常に似通っている気がします。
申し訳ないです、ここから先は回答の特に気になる部位だけを切り取って引用するにとどめようと思います。軽い口調ではあるものの結構ディープな議論が行われているので、片手間だと誠実な返信が出来ないかなと予想しますので。時間ができたら返信しようと思います。
私はおたくで、その事を周囲に隠すことなく生きてきました。
しかし、大概おたくでない方には「自分はおたくです」と公言しないと気付かれません。
その際必ず彼らは「あんまりおたくっぽくないよね」と返します。
おたくっぽくない=褒め言葉
と思っているようです。(実際にはおたくなので、この発言をされるとちょっとカチンとくるのですが)
部屋の鍵がピ○チュウで出来てたり、ストラップがび○ちょうたんだったり、他にもいろいろとおたくである表示?のような事は行っているので、彼らにとって、私=おたくがどのような行動をとっているかは問題ではない気がします。
彼らの中に勝手なオタク像(キモい)が既にあって、自分の予想と違うおたくはおたくとして数えていない、むしろ本来のおたくがどういう行動を取るのかという概念よりも(キモい)かどうかでおたくかどうかを判断している気がします。
確かに事件の報道等で、おたくが世間に広まりだした頃は
おたく→気持ち悪い
の図式だった気がしますが、時と共に
気持ち悪い→おたく
の認識に変わっていったんじゃないでしょうか。
おたくが「おたくっぽくない」と言われたり、逆に非おたくなのに「あいつ、おたくっぽいよね」と蔑まれたりしているのは、単に一般の方のおたく=気持ち悪いという意味に「おたく」という単語が変化して来ているだけに過ぎないんじゃないでしょうか。
しかし、本来の「おたく」の意味もまだ失われてないですし、「おたく」であることに誇りをもっているおたくも大勢いるので、場が混乱するのじゃないかなぁ、と。
ちなみに自分が同族嫌悪としておたくがキモいと思う点は、常に「必死さ」が漂ってる感じでしょうか。いい大人たちが触れたら爆発しそうって言うか…。
長文失礼いたしました。私も必死です。
>>本来のおたくがどういう行動を取るのかという概念よりも(キモい)かどうかでおたくかどうかを判断している気がします。<<
>>一般の方のおたく=気持ち悪いという意味に「おたく」という単語が変化して来ている<<
>>本来の「おたく」の意味もまだ失われてないですし、「おたく」であることに誇りをもっているおたくも大勢いるので、場が混乱するのじゃないかなぁ<<
>>常に「必死さ」が漂ってる<<
それはオタクが倒錯者だからです。しかも倒錯者のうち特に気持ち悪がられる性倒錯者(その上宮崎勤のような犯罪者)が全体を代表するかのようにレッテルが貼られてしまうからです。性倒錯でなく純粋に倒錯者として見られているのが、ギークのような技術系オタクでしょう。「オタク」というより「マニア」が相応しいかもしれません。倒錯がなぜ気持ち悪いかというと、社会を構成する大人の主体としてのあり方ではないからです。そしてオタクは大人だからです。
同じレッテル貼りにしても、DQN(不良)は倒錯していないので、ダサいとは言われてもオタクほどキモイとは言われません。また障害者をキモイというのは倫理的抵抗を感じて皆が黙っていますが、オタクに対しては抱かない。障害者も倒錯してはいません。倒錯者はむしろ同性愛者に近い受け取られ方をします。性倒錯は倒錯の中でも特にキモがられます。切手や模型を集めているだけならクライとは言われてもキモイとまでは言われないでしょう。でも例えばアニメの女の子のような虚構の対象を性的な対象にしたりするのは、昔から禁忌なのです(ピグマリオニズムとかも)。
一般に倒錯とは、目的と手段が転倒して、手段を目的のように錯覚する現象を指します。またそれによって手段が通常ないほど逸脱している様子を変態と言います。具体的には、自分は汚いアパートに住んでボロを着ているが、給料をつぎ込んだ外車はピカピカだとか、犬に服を着せるような人を見たときに、本来の主従関係から転倒しているように感じます。SMの女王様とかもこういう転倒のバリエーションです。そして、性倒錯では現実に対して虚構だとか、大人に対して子供だとか、異性に対して同性だとか、そういう風に共同体で禁忌になっている対象を選びます。
なぜ倒錯が気持ち悪いのかという根本的な疑問にもう少し突っ込むと、まず子供は倒錯的な発想を自然にします。遊びは目的がありませんし、童話は子供のアニミズムに合わせて動物や物を擬人化します。異性への性的意識も思春期頃でしょう。アニメとかはまだまだ子供が見るものというのが世間の発想でしょうが、そういうものとオタクは親和性が高いわけです。そしてオタクは大人なのに同じ発想なので気持ち悪いというわけです。これは同性愛者の女装(男装)に対して、子装とでもいうか、小児的な欲望を幻想で満たそうとします。なので、(敬礼これ出たよ~のコピペのような)極端に虚構的で演技的な――つまりは子供じみた――コミュニケーションを取るわけです。オタクの作品もお約束で出来ています。
整理すると、倒錯者は一般の大人の主体を志向していなくて、むしろそれへの抵抗なのですが、大人になっても倒錯していて、しかも性倒錯が加わると、気持ち悪いようにとられるのです。だから倒錯者のオタクは気持ち悪がられるのです。倒錯と気持ち悪さの相関について、どうしても自然法則的な物理レベルまで落とさないと納得できないなら、例えばもっと文明度の低い時代では、食って子孫を残すという目的が優先されないことには生き残れない、とかでしょうか。しかし、こういう視点は社会構築主義(やフェミニズム)からの批判の的になるので、ひとまずここら辺で筆をおきます。
>>オタクが倒錯者だからです<<
>>性倒錯でなく純粋に倒錯者として見られているのが、ギークのような技術系オタクでしょう。<<
>>倒錯がなぜ気持ち悪いかというと、社会を構成する大人の主体としてのあり方ではないからです。そしてオタクは大人だからです。<<
>>DQN(不良)は倒錯していない<<
>>障害者をキモイというのは倫理的抵抗を感じて皆が黙っていますが、オタクに対しては抱かない。障害者も倒錯してはいません。<<
>>倒錯とは、目的と手段が転倒して、手段を目的のように錯覚する現象を指します<<
>>オタクは大人なのに<<
>>小児的な欲望を幻想で満たそうとします<<
>>倒錯者は一般の大人の主体を志向していなくて<<
>>性倒錯が加わると、気持ち悪いようにとられるのです<<
オタクだから気持ちわるいんじゃなく
オタクに不潔だったり、髪がぼさぼさだったりする人が
多いと思います。
オタクだから敬遠するということはないと思います。
最近の若い子は
何かに一生懸命の子をキモイと言うみたいです。
勉強をガリガリしすぎるこを見ても
キモイといいます。
キモイ=気持ち悪いじゃなくて
キモイ=理解できない
ととらえたほうがいい気がします。
でも、オタクでも
何でも一生懸命頑張ってる人は
私も好きです。
悪い人はいないと思います。
人はいい事をしても
悪いことをしても
悪口を言うものです。
ですから、それなら自分が好きなことをしたほうが
楽しく生きれると思います。
ようは、人生オタクだろうと
医者だろうと
楽しく生きたものが幸せになれるように
なっていると思います。
世間になんと言われても
いいと思います。
あなたは、優しい人なんでしょうね。
そう思いました。
>>最近の若い子は何かに一生懸命の子をキモイと言うみたいです。<<
>>キモイ=気持ち悪いじゃなくて キモイ=理解できないととらえたほうがいい気がします。<<
#再回答をお許しあれ…
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0511/14/news005.htm...
先の引用の続きですが、
執筆者の小寺氏は恐らくキモオタさんに遭遇してしまった、
つまりネットかリアルか不明ですがからまれてしまった、
と小生は推断しています…
それが小寺氏をしてこの記事を書かさしめたのではと
#上記の小生の推断がもし正しいとすれば、
うざいのが分からないのか!という感じなのかも
どちらにしても、小生があの記事を引用したのは、
あれは小寺氏を含め、40代以上の人間から見て
恐らくは標準的な感じ方/考え方ではないかと思うからです。
つまりそれは
キモオタ=これまでの人生で遭遇したことがないからきもい
ただ、他の方々が既に仰っているように、
多くのいわゆる大人たちは、最近の子は変わってるねーぐらいで、
許容/理解の方向にベクトルが働いているように思いますが
端的、自分の子/近所の子がオタク/キモオタであれば、
そのベクトルは急速に強まるでしょうし
とはいえ、ここには日本社会特有の事象も関係しているのでは、
と小生は考えます。それは
キモオタ=単一民族的/儒教的規範からすると外れているのできもい
ごく簡単な言い方をすれば、日本人はキャパシティーが狭い、
もっと正確には、日本という社会は人の目を気にすることを
かなりの基盤として社会秩序が成り立っているように思う、
ということでしょうか
※最近の社会状況はこの基盤のもろさの露呈かとも思います…
もし上記の推断が正しければ、これも既出ですが
時間軸が進んで標本内における個体比率が上昇するにつれ
(つまりオタッキーな人が今度どんどん増えれば
オタクは本当の意味で市民権を得るのではと考えられます。
既に認知まではこぎつけたので
(認知されたので攻撃される
許容/共感まではあと少しかも(10年ぐらい?)
>>あれは小寺氏を含め、40代以上の人間から見て 恐らくは標準的な感じ方/考え方ではないかと思うからです。 つまりそれは キモオタ=これまでの人生で遭遇したことがないからきもい<<
>>日本という社会は人の目を気にすることを かなりの基盤として社会秩序が成り立っているように思う、<<
>>時間軸が進んで標本内における個体比率が上昇するにつれ (つまりオタッキーな人が今度どんどん増えれば オタクは本当の意味で市民権を得るのではと考えられます。<<
http://rnacity.com/setuyaku.html
おたくのイメージが最初に悪いほうに固定してしまったのが一番なんじゃないでしょうか。10年くらい前ですか?拓八郎。あの人がいわゆるおたくと呼ばれる人の代表というか先輩なのであの時でイメージが固まっちゃったのが一番の気がします。
それからおたくの人は一方的でほかの方の話を聞かないイメージもありますし。視野が狭い。
私の考えるお宅の範囲は、結構ひろいですけどね。
>>おたくのイメージが最初に悪いほうに固定してしまった<<
マスコミの影響は大きいですね。
一般人(自分の友人)の思う代表的なオタクのイメージは、
眼鏡、髪がぼさぼさ、キャラクターTシャツにチェックのシャツをはおり下はジーパンの服装でリュックを背負い紙袋を持っている、意味不明なことを喋る
だそうで、とてもキモがっていて本人もオタクだと思われるのがいやで絶対アニメをみませんしその類の話もしません。
このようにオタクが嫌われるのは古いオタクのイメージが残って
いて、オタクに悪いことをするやつはいても良いことする話はほとんど聞かないのが原因だと思います。
>>オタクが嫌われるのは古いオタクのイメージが残って いて、オタクに悪いことをするやつはいても良いことする話はほとんど聞かないのが原因<<
「オタキング」岡田斗司夫さんは別に嫌われて無いですよね?
「こだわり」が本来「なにごとにもこだわるな!」と本来は悪い意味だったのが
「素材にこだわった」のようにいい意味に変化したのと同様に
「オタク」が気持ち悪がられるのか、ではなく
「オタク」といって気持ち悪がる、というように世間が使い始めたのが本当のところだと思います。
アニメ専門掲示板に時々「このアニヲタども」なんて書かれるのは
だれでもいいから「差別したい」人がいるからなんでしょうね。
>>「オタク」が気持ち悪がられるのか、ではなく 「オタク」といって気持ち悪がる、というように世間が使い始めた<<
>>だれでもいいから「差別したい」人がいるからなんでしょうね。<<
普通の人がオタクを悪いイメージにしてるだけ
つまり「キモイ」という固定概念があるからきらわれるんだと思う
イメチェンすれば普通の人と同じ
なぜ悪いイメージになるのかをお聞きしたいです。
これは、オタクが独自のヒエラルキーとルールに基づいて行動しているからではないかと思います。
日本で生活している人間はすべて、日本人の最大公約数的なヒエラルキー(以下、日本人ヒエラルキー)に参加していることになります。
ヒエラルキーには、自分を存続させるためのルールがあり、
それを遵守する者が地位を上げ、守らない者は地位を下げます。
また、ヒエラルキー同士は自分の中に相手を地位付けますので、ルールが包含関係にある場合は上位に、そうでない場合は下位に地位付けられます。
オタクの人は、日本人ヒエラルキーとオタクヒエラルキー(日本人ヒエラルキーでは普通の人の地位より下のいわゆるサブカルチャーの辺りにいます)両方に属していると思ってください。
気持ち悪くないオタクというのは、両方のルールを守り、競合した場合には日本人ヒエラルキーのルールを優先しますので日本人ヒエラルキーでも普通の人の地位におり、問題はありません。
オタクヒエラルキーからは、「一般人の振りしやがって」とか思われます(オタクヒエラルキーでの地位が下がります)が。
俗に言う気持ち悪いオタクというのは、オタクヒエラルキーのルールを優先させるため、結果、ルールを守らなかった日本人ヒエラルキーでは脱落していきます。
それが、日本人ヒエラルキーには、「常識がない」とか、「怪しい・危ない」とか、「気持ち悪い」と映るのです。
特定のの宗教団体が奇妙に映ったり、特定の外国が奇妙に移ったり、特定の世代が奇妙に映るのもそのためです。
>>独自のヒエラルキーとルールに基づいて行動しているから<<
行動選択のプライオリティが違ってくるという角度からの指摘ですね。
>>オタクヒエラルキーでの地位が下がります<<
ここには少し解釈の余地があるように思います。具体的には、オタクカルチャーの中においてカリスマ的な存在は、えてして一般的にも評価が高まるように感じる点です。ここにはもうオタクや一般といった区別はなく、一般人か有名人かという分類がなされるということなのかもしれませんね。
外見でしょうねえ。
世間ってなんだかんだで
外見で判断しちゃうところがありますから。
オタと呼ばれる人に
外見気にしない人が多いですし・・。
次長課長の井上なんて
フィギュア好きにもかかわらず
美形だから女性人気高いですよね。
オタクが全員ジャニーズ系ばかりだったら
世間の扱いも全く違ってたでしょう。
テレビですごい服装とかオシャレなオタクとか
出てましたよ。
オタクのイメージを変えたい!って
言ってました。
アニメとかフィギュアとか好きでも
モテる人とかいますよね。
でも、オタクの人達はそこまでして
好かれたいとも思ってないのかもしれません。
>>外見でしょうねえ。<<
>>オタクが全員ジャニーズ系ばかりだったら 世間の扱いも全く違ってたでしょう。
テレビですごい服装とかオシャレなオタクとか 出てましたよ。 オタクのイメージを変えたい!って 言ってました。<<
>>でも、オタクの人達はそこまでして 好かれたいとも思ってないのかもしれません。<<
正直、正しい答えのひとつだと思います。見た目のことに触れると大きな反論が発生するのは当然だと思いますが、いわゆる“大物”と呼ばれる人たちの見た目はうつくしい傾向にあること、またそのような人たちの多くが「目や顔つきを見れば人がわかる」というような事を口にすることからも、何らかの要素は含まれると思います。論理的ではありませんが、認めたほうが現実問題への対処としてうまくいくように思います。
マスコミの影響かと思われます。
▼ダミーイメージ
http://www.lapistar.com/mania/images/topimage.gif
日本のマスコミがオタクを必ずといっていいほど、メガネ×チェックのシャツ×リュック×ケミカルジーンズといったお決まりのイメージでフィーチャリングするために、そういったオタク=キモイといったパプリックイメージが付きまとうのではないでしょうか。
日本、海外のアニフェスなどに訪れている人で、いわゆるさわやかな人はたくさんいますよ。
だんだん、オタクという言葉の定義の問題に帰着する様相を呈してきましたね。オタクという単語自体に既にニュアンスが潜り込んでしまっているから、「爽やかなオタク」と言った表現が「おとなしい野蛮人」と同じような矛盾を含んでしまうのかもしれません。
つまり、「オタク」という単語それ自体が、用法としてというよりは単語の持つニュアンスとして「キモい」を含んでしまっているのが現状なのだろうか、ということです。
45件まで行ってしまいましたが、もう少し続けてみたいと思います。
トラックバック先で指摘いただきました。受付再開し忘れていました、ごめんなさい。
あと、質問者としての態度ですが、どうするのが相応しいのかなんとも難しいところです。工夫してみたいと思います。
外見から引きます。
電車の中でPSP何かやってるの見るともう少し大人になれよ!
ってかんじでやはり引きます。
外見にしろ電車内でのゲームにしろ、人の目を気にしないという表現でくくれますね。
僕は中学生ですが、クラスで「テンションが常時低いだけの集団」を冷たい眼でみる人達がいます。まぁ僕もその中の一人なんですが。
やっぱり冷たいで見る人達は「話しかけにくいやつ」っていうまさに見た目だけで判断しているような気がします。
自分からコミュニケーションを取りにこない奴(もしくは取れない奴)っていう不器用で物静かな奴を敬遠していると思います。
「テンションが常時低いだけの集団」は基本的にみんな気分屋で、相手に自分を見せたくない、みたいな考えを持ってます。
でも大体、「テンションが常時低いだけの集団」のほうが精神年齢は高く、いわゆる「いじめ」には加わらず、むしろ止める側の人間が多いようにも思います。
だから、精神的、道徳的には優良な人間といえると思います。
世間的にいう「オタク」とは違うかもしれませんが、やっぱり人間本来の自分が嫌いなやつ、自分たちとは違うやつはいらないといった、愚かな考えが、マスコミをはじめ、世間に広まってしまったのがやっぱり「オタク」と「オタクじゃない人」という2種類に分けてしまう原因だったのではないでしょうか。
これも日本の教育、道徳的な美学というものが失われたしまったという風にも言えるんじゃないでしょうか。
オタクに限らず、自分が違和感を覚える相手には冷ややかな視点を向けてしまうという経験からの実感ですね。
個人的にはオタクが特別に精神的・道徳的に優れていたり劣っていたりするとは感じませんが、そういう意味でも「オタク」と「オタクじゃない人」という区別がされるのは、何か別次元の理由があるかもしれません。
20代後半のオタクです。
まず、現代の萌えブームやそれを取り上げるマスコミの影響で、オタク=アニメや漫画のオタク、っていうイメージが浮かびやすいと思うんですよね。
で、アニメや漫画のオタクが気持ち悪がられる理由を考えてみました。
今までの回答に出ている、
・人間(特に日本人)は自分の理解出来ないものを否定したり遠ざけたりしたくなる。
・性倒錯的なものは嫌煙するのが普通である
というのは確かにある様に思えます。
連続幼女殺人事件の影響に関しては、質問者さんと同様の考えで、私の年でも「そういえばそんな事件があった気も」というレベルなので、特別そういうことに興味が有る人を除けばあまり関係ない気がします。
で、アニメ・漫画オタクに一番近いオタクはアイドルオタクだと思うのですが、アニメ・漫画オタクよりも、アイドルオタクを気持ち悪がる人は少ない気がします。
対象であるアニメ・漫画とアイドルの違いは何か、と考えると、それは「非現実」か「現実」かってことではないでしょうか。
アニメや漫画の多くは架空の世界であり、登場する人物も現実に生きてはいない架空の存在です。
一方、アイドルというのは現実に生きている人間で、当然年月とともに歳も取ります。いくらオタクが永遠に○○才でいて欲しい!と思ったって、無理なわけで。彼ら彼女らはアイドルという「仕事」をしている、私たちと同じ人間であるわけです。
アイドルオタクだけでなく、鉄道オタクも車オタクも、対象は現実に存在しているもので、特に鉄道オタクや車オタクがあまり気持ち悪がられないのは、鉄道や車が多くの人が普段からよく関わっていて、身近な存在だからではないでしょうか。
人って、非現実なものを「気持ち悪い」と似た感覚でとらえてしまうような気がします。少なくとも、良い感情は持たないことが多いのではないでしょうか。怖い、不気味、等。
さらに、非現実なものにハマってる人ってのは現実逃避をしている人、という風に映って、嫌悪感が湧くのではないでしょうか。
非オタクの人でもいつも非現実的なことばかり言ってるとか、現実から目をそらしているような人というのは嫌がられると思います。
少々外見の話に偏っていたので、価値観の話にも触れていただいて嬉しいです。
>>オタク=アニメや漫画のオタク<<
これは、はっきりと意識していませんでした。確かに一般的にオタクというと、「美少女」系の趣向がある男性を指すように思えてきます。もしくは、美少年を好む女性。
>>アニメ・漫画オタクよりも、アイドルオタクを気持ち悪がる人は少ない気がします。<<
個人的には全く違いがわからないのですが、この感覚もわからなくはないかもしれません。
>>違いは何か、と考えると、それは「非現実」か「現実」かってことではないでしょうか。<<
もしも自分がアニメオタクとアイドルオタクに対して別種類の見方をするならば、やはりこの部分かなと思います。
>>非オタクの人でもいつも非現実的なことばかり言ってるとか、現実から目をそらしているような人というのは嫌がられると思います。<<
そうですね。オタクに対する嫌悪感とある部分で共通するものがあるかもしれません。
アニメや漫画であったとしても、ルパン3世のオタクや手塚治虫のマニアはそう嫌われないように思います。性倒錯という概念を持ち込むと、確かにこういったケースにも説明がつきますね。
「非現実的な性倒錯」というのが結構イタい要素なのかもしれないですね。現実的な性倒錯行動があれば、それはそれで難しい問題ではありますが、これはオタク的な性質というわけでもないのかもしれません。
現在「オタク」と呼ばれる人たちの中には、
「本当はオタクではない人」が含められているような気がします。
何人かオタクな友達に仲良くしてもらっており、その中に抜きんでてマニアックな方が居ります。
その方のお話を聞くと、その知識量と饒舌さに圧倒されます。(実際内容はほとんど分からないのですが。)
それから見れば、少しばかり漫画のキャラクターが可愛いいとはしゃいだり、
小説の内容を熱く語ってみたりする人々と同じ扱いをされるのは
もしかしたら、本当のオタクの方には不本意なんじゃないかなぁ、と思ったのです。
例えば、ワールドカップでにわかサッカーファンになったAさんと、
長年のサッカーファンのBさんを前にして
「お二人ともすごくサッカー詳しいんですね!」と言ったとしたら、
Bさんは「Aと一緒にするなよ」と思うのではないでしょうか?
でも、サッカーのことが全然分からない人からすれば、
AさんとBさんの違いを判断することは難しいことです。
「オタク」にも同じことが言え、実際アニメオタクでない人には
本当のアニメオタクと、にわかアニメオタクの区別はつかないのではないでしょうか?
(私にはつきません)
外見が冴えなくて、パソコンに詳しい人もオタク。しゃべるのが苦手で、読書の時間が多い人もオタク。
アニメを見なくても、18歳未満禁止のゲームをやらなくても、
それらの人々を「オタク」というカテゴリに入れてしまうことで、
その人を既存の「キモいオタク」のイメージの枠にはめこみ
無条件で「キモイ」と蔑んでも良いという免罪符のように使われている部分があるように思います。
(他の皆さんも仰っている通り、このイメージ作りにはマスコミも加担していると思います)
つまり、「キモイ」と言いたい人を「オタク」にしてしまえば
じゃあ、気持ち悪いと言われても仕方ないね。と、しても良いような風潮にあるのではないかと思うのです。
そのために、オタクかどうかわからない人さえも、とりあえずオタクにしてしまっているのではないでしょうか?
先ほどのサッカーファンの例えで
にわかサッカーファンと、古くからのサッカーファンの違いが分からないのは、相手に失礼だけど
にわかアニメオタクと、真のアニメオタクの違いなんか分かってやる必要がないと思われた方がいましたら
そこが、オタクに対して植えつけられた悪意あるイメージなのだと思います。
どちらにも優劣はなく、好きなものに情熱を注ぐひとりひとりの人間ですよね。
別にオタクさんたちの肩を持つつもりではないのですが、
オタクに限らず、やりだまに上がった「カテゴリ」(少年・公務員・ニート等)に都合の悪い人を投げ込んで
自分たちの批判や愚痴を正当化しようとするのは、自分自身の為にもならないと思い、書かせていただきました。
質問の趣旨に直接沿うものではないかもしれませんが、回答させてください。
>>本当のアニメオタクと、にわかアニメオタクの区別はつかないのではないでしょうか?<<
知識量というのはオタク間の評価における大きな要素のひとつであるようですが、たしかに、外部から見たときに違いはあまり意識されていないというのはあるような気がします。
>>無条件で「キモイ」と蔑んでも良いという免罪符のように使われている部分があるように思います。 (他の皆さんも仰っている通り、このイメージ作りにはマスコミも加担していると思います)<<
>>オタクかどうかわからない人さえも、とりあえずオタクにしてしまっているのではないでしょうか?<<
なるほど、この視点はとても興味深いです。オタクという言葉を都合のいい道具として使っているということですね。特定の人を避けたいという需要があって、それにはマスコミによるイメージを受け入れると都合がよかったのだと解釈しました。
マスコミによるイメージがなぜ受け入れられるのか自分の中で説明がつかず、これまでの返信では懐疑的でしたが、需要がある上でのイメージの供給なのだと考えると納得できました。
>>オタクに限らず、やりだまに上がった「カテゴリ」(少年・公務員・ニート等)に都合の悪い人を投げ込んで 自分たちの批判や愚痴を正当化しようとするのは、自分自身の為にもならないと思い、書かせていただきました。<<
自分にとって非常に斬新かつ納得しやすいご回答でした。ありがとうございます。
ファッションや愚痴、日常的な会話など、当たり前だと思っていることがあまり通じない(そっけない)ことで、嫌がられているのではないでしょうか?
なのに、ある一点の事になると急に元気になる。そのギャップが激しすぎるために、戸惑いを感じることが要因の一つではないかと思います。
あとは行動の異質さとか。
私は仕事柄、オタクっぽい方々とお会いする機会がありますが、壁を感じます。話をするときに目を合わせなかったり、微妙な距離があったり、ソワソワして落ち着きがなかったり。
自分と話をしているときに、相手からそのような態度を取られたら、不愉快に感じますよね?
こういう人だったら、オタクじゃなくても気味悪いと感じるのではないでしょうか。たまたまそういう人たちの多くがオタクだった、というだけなのかもしれませんね。
>>ファッションや愚痴、日常的な会話など、当たり前だと思っていることがあまり通じない(そっけない)ことで、嫌がられているのではないでしょうか?<<
ともすれば、オタクを嫌っている側の人間からすれば、「自分のコミュニケーションスキルが通用しない相手」だから避けているという見方もできますね。もしかすると、自分の能力を否定される気分になるから嫌悪感を覚えるという構造もあるのかもしれません。
>>ギャップが激しすぎるために、戸惑いを感じる<<
これは確かに、自分も戸惑うことがあるので共感します。
「当たり前だと思っているコミュニケーション方法が通じないオタクが多い」という認識があり、これが単純化されながら矢印がひっくり返って「オタクはコミュニケーションが取れない」と思い込んでしまうに至っているケースもありそうです。
現実に存在する複雑な現象であって論理学の問題ではないですが、論理学的な混乱(矢印の向きの混同)が起こっているような気がします。
一般的に生産的でなく、自分たちの社会へのメリットが感じられない行為に、精力的に必死に行動しているように見えるからだと思います。
アニメのキャラクターの台詞や動画の質やアイドルやゲーム・軍事なのど知識というのは、一般社会へのメリットというのはわかりにくいと思います。
個人的な経験で言えば、
「そんなことするよりももっと他のことすれば?」
「なにそんなのにマジなってるの?」
という台詞の後に「キモイよ?」という台詞を頂いていました(笑
人間社会はいろいろな人の役割で成り立っているというのは、誰もが感じていると思うのですが、オタクの興味の方向というのは一般人が感じる社会から逸脱しており「違いすぎる人種」と認識されてしまうのかも知れません。
だから、「社会から逸脱している→犯罪者予備軍」なんていうイメージもついてしまうのではないでしょうか。
ちなみに、キモがっている人でも、「漫画家」や「作家」という肩書きがついたオタクにはそんなに嫌悪感をださないんじゃないでしょうか?
これはそれが職業となり、社会の歯車のひとつと認識されたからだと思います。
「社会の中に存在する」という権利と「社会を利する」という義務とが表裏一体であると考えている人から見れば、社会を利するように見えない受動的なオタク趣味というのは見ていて理解できないということでしょうね。
社会から逸脱していることと、犯罪を起こす可能性があることとの間には、たしかに似通ったイメージがあると思います。オタクのことを犯罪者などと同様の「よくわからないけれど自分とは違う人」というカテゴリーに入れ込んだ上で同一視してしまっていると仮定すれば、オタクに嫌悪感を示す人が居る状況も説明がつきそうですね。
再回答です。
今度は、気持ち悪いという感覚の話から少し考えてみました。
人が気持ち悪いと感じるときとはどんな場合なんだろう、と想像したとき、思い浮かんだのは「常識からはみ出している」という基準外の人へのレッテルという意味合いの定義でした。
まず、理想的な人、常識的な社会人、ごく普通の人間、といったパブリックモデルとしてイメージされる公に演じるべき人間像があり、その範疇に収まっていることが「気持ち悪くない」とされる条件だと仮定します。そして、オタクという言葉に代表される人たちのもつセンスや行動や考え方、コミュニケーションのあり方が「公的な意味で人らしい振る舞いのモデル」からはみだしているのではないか、と考えます。社会的に人ならかくあるべし、というモデルとして、オタク的なファッションや嗜好は「公的なイメージとしてふさわしくない」というポジションにおかれているのかもしれないという説です。なぜオタクという行動様式が公的なパブリックイメージの一員に加えてもらえにくいのかというと、前回の回答にある、アニメや漫画の一面に性的な代替物であると感じさせる面があるだろうと世間的に理解されているのが理由のひとつではないか、と考えると同時に、最近の理想とされるパブリックなイメージはやたら狭く排他的になっているようでもあり、そこからドロップアウトした人がオタクや田舎暮らしのスローライフに流れていくのではないかなあ、と思います。
なんだかわれながら話がまとまってませんね。
今回はパブリックに認められるイメージとは何か、という視点から考えてみたわけで、なんとなく感じるのだけど、最近はみんな無闇にキモイキモイと人のこといいすぎではないだろうかと感じます。個人的にはすぐに誰かのことをキモイとかいってるような人のほうがよっぽど気持ち悪いですが。
ともかく、他人にちょっとした差を気持ち悪いと感じさせる何かが現代社会にはあるのでしょうか。理想的な人のかくあるべきとされるイメージの競争が、その「常識的な人間像」という基準の敷居を高くしているようで、そこからこぼれた人が何かのオタクに走ったりするのかもしれません。競争に生き残った人が敗者を見下す、という構造が密かにあるのかもしれないです。
ううん、深いテーマかもしれない。
当たり前の範疇から外れているものに嫌悪感を抱いてしまうということですね。
>>最近の理想とされるパブリックなイメージはやたら狭く排他的になっているようでもあり<<
共感します。個人的には、個性や独自性のようなもの、「答えなど無い」といったフレーズを盲信する風潮があまりに強かったと感じていますが、その反動か「正しいものは正しい」という考え方を目にすることが増えました。
現在は勝ち負けや格差といった言葉が場面によってプラス・マイナスどちらの意味としても使われていて混乱します。
まさに、
>>理想的な人のかくあるべきとされるイメージの競争<<
が起こっていると表現したくなります。
>>キモイキモイと人のこといいすぎではないだろうか<<
>>「常識的な人間像」という基準の敷居を高くしているようで<<
やはり、「自分を正当化するために他者を攻撃する」といういじめの構造に近いものも見えますね。
今じゃ当たり前かもしれませんが、昔は全部子供用でしたよね。
いい年の大人が子供向けアニメやおもちゃに熱狂しているという幼稚さじゃないですかね。
中身は子供なのに見た目だけ大人だっていうところが気持ち悪いんじゃないんですか?
ファッションも多分子供の頃とさほど変わってないイメージですし。
基本的には倒錯者に対する嫌悪感ということですね。ただ、
>>ファッションも多分子供の頃とさほど変わってないイメージ<<
これは気づいていませんでした。最近のオシャレな子供はちょっと蚊帳の外に置いておくとして、たしかに「ダサい」の対象となる服装は「子供のような格好」だと言えるかもしれません。
マスゴミの影響とオタク自身の悪いところ(コミュニケーション能力の欠如、ファッションセンスの悪さ、痛い言動)の相互作用だと思います。
オタクじゃない人にとって、上記のオタクの悪いところは印象に残るでしょうしょうし、そういった人が、マスゴミに宮崎事件のような、オタクで犯罪者だった者を、オタクだから子供を襲った。オタクは異常だという偏見報道をみせられて、オタクキモイ、オタク怖い、といったイメージが定着していくのではないかと。
逆にそういったマスゴミの報道をみた人が実際のオタクの悪いところをみて…。というパターンもあると思います。
言葉遣いに悪意を含むように感じます。建設的な議論ができている(と自分では思っています)ので、蔑称などは避けてください。
>>オタク自身の悪いところ(コミュニケーション能力の欠如、ファッションセンスの悪さ、痛い言動)<<
とは、直球表現ですね。しかし、傾向としては無視できないものだと思います。
私が人を「気持ち悪い」と感じるときは相手が何を考えてるか分からない時です。
もちろん、両親や奥さん、彼女、親友であっても100%相手の考えることを理解するのはムリです。
でも、ある程度同じ価値観を共有していれば多少なりとも相手を理解することが出来るのです。
・「他人と会うときは清潔であるべき」
・「相手に合わせて、会話を構成するべき」
・「年齢、環境に合わせた服装をする」
これらは、一般人の価値観だと思いますが
オタクにとってこの価値観は優先順位が低いようです。
すると、「何を考えてるか分からない→気持ちが悪い」となります。
ただし、個人的には全てのオタクがこれらに当てはまるとは思いません。
清潔で、会話も楽しくでき、年齢相応の服装ができるオタクもいると思います。
(なぜか、こういう人たちは敬意の念をこめてマニアと呼ばれることがあります。)
要するに、「気持ち悪いって思われてもいいや」っていう人は気持ち悪く見れるってことでしょうか
>>ある程度同じ価値観を共有していれば多少なりとも相手を理解することが出来るのです。<<
>>これらは、一般人の価値観だと思いますが オタクにとってこの価値観は優先順位が低いようです。 すると、「何を考えてるか分からない→気持ちが悪い」となります。<<
理解できないものにたいして気持ち悪さを感じるという仮定においては論理的に正しいと言える推論だと思います。
>>清潔で、会話も楽しくでき、年齢相応の服装ができるオタクもいると思います。 (なぜか、こういう人たちは敬意の念をこめてマニアと呼ばれることがあります。)<<
オタクという言葉が注目を集めて貶められた結果、マニアという言葉が常用語でなくなって特別な響きを得ているのかなと考えます。
>>要するに、「気持ち悪いって思われてもいいや」っていう人は気持ち悪く見れるってことでしょうか<<
自業自得・自己責任というような要素も、鎖のひとつのように存在しているということかもしれません。
オタクは、全国的に見れば前述されている内容の通り、マスコミなどの影響があるから気持ち悪がられるのでしょう。
私自身が思うのは、オタクの方の多くがしゃべり方がちょっとおかしいことも原因の一つかなと考察します。
1.しゃべり方がぎこちない
2.しゃべり方が妙に早い
3.しゃべる内容がゾッとするような美少女系であったり(これ以外の方は失礼)
外見に関しては、今オタクの方もそれ以外の方もレベル的に違いや差異はそれほどないように思えます。
外ではなくて他の要因と考えるとやはり、今挙げたしゃべり方が要因なのかなと思えます。
喋り方のみに注目されていますね。しかし、
>>外見に関しては、今オタクの方もそれ以外の方もレベル的に違いや差異はそれほどないように思えます。<<
これは正確でない表現だと思います。傾向としてははっきり存在しているものではないでしょうか。
ここに関しては自分の主観でしか語れませんが、例えばスニーカーのメーカーなどにおいて顕著だと思います。
なんかみんな難しく考え過ぎになってる気がする。
「オタクがキモい」ってのは一般的にダサいって事だよ。
一つの事に掘り下げているのがキモい訳でもない!
HIPHOPでもDJなんかはマニアだらけ、インドアな人だよ。
でも、オシャレだし、身なりがちゃんとしている。
いわゆる「オタク」はまず身なりがダサい!ってか考えてナイ!または流行から間違っている。
(別に流行りに乗る事が大事って事じゃないケドね)
また人とのコミュケーションがダサい!
他のジャンルの人とコミュニケーションを取ろうとしないでしょ!
オタクはオタクと、またどこにも属さないような一般人としか…みたいな。
だから極端にインな感じがするし、女の子としゃべれない奴が多いってのもキモい要素だね。
変に意識し過ぎってコトだかんね。
>>なんかみんな難しく考え過ぎになってる気がする。 「オタクがキモい」ってのは一般的にダサいって事だよ。<<
すっぱり言い切ったご回答、とても痛快です。
「趣味は関係なくて、問題は服装とコミュニケーション」だということですね。正直なところ自分も、キモいと言われてしまう現状を解決するにはこれで十分だと考えています。おそらく取り入れるには困難が伴うと思いますが、この困難もまたモノゴトを難しく考えるという性質のせいかもしれません。
難儀だ。
23日に終了ですので、3件目の回答も受け付けます。他の回答を参照された上での統括的な回答を期待したいと思います。
再度投稿です。自分はどうも皆さんと違って「オタク」より「大衆」のほうに違和感を感じていますので。
これによると大衆の悪い点は「自分の言動に責任を持ってないこと」だそうです。
昔ビートたけしさんが「赤信号みんなでわたれば怖くない」といってましたが
この「みんな」=「大衆」だと思います。
で、ここからは大衆批判なんですが・・・
最近「キモい」という言葉に違和感を感じています。
意味は「気持ち悪い」という意味なのですが、「キモっ」と使っているところを見た限り、
言われた側が傷つくことを考えず自分の感情のままに言っているエゴ丸出しの言葉だと思います。
つまり、自分は「キモイ」と言っているひとに気持ち悪さを感じているのです。
「お宅」を連発するひとを「オタク族」というのなら
「キモい」を連発する人を「キモイ族」と名付けてはどうでしょう?
多少の偏見が入っているかと思いますが、私の周りのオタクを観察していて気持ち悪い、不愉快だ、と思った点を上げてみようと思います。
まず、自己主張が激しすぎる人が多いです。
自分を持っていることはよいことですが、度が過ぎると他人をイライラさせる要因に・・・。
こちら側の意見をまったく受け入れず、自分が正しい、自分の好みを押し通してくる姿勢が不愉快に感じます。
また、ファッションに関してあまりにも気を使っていない。
ダサいという程度ならまだ許せるのですが、よれよれのアイロンもかかっていないシャツの人はだらしなく、不潔に思われます。
そういったオタクの態度や姿が気持ち悪いという言葉に要約されているのではないでしょうか。
私見を述べさせていただきます。
”おたく”という言葉自体が
”定義をアヤフヤにしつつ人物を貶める”
雰囲気ワードであり意味がカラの悪意言葉だからだと思います。
#マスコミで誤用されてる英語のニート(=おたく)もアメリカ映画みている感じでは同じ使われ方だな。
つまり、オタクだから嫌われているのでわなく、気に食わないモノだからオタクと定義するという現象じゃないかなと私は感じているわけでして。
ちょっと歴史を遡れば”魔女狩り””悪魔狩り”の名目で、気に食わない人にいちゃもんつけて貶めて貶めてあげく殺してしまうっていう理性の大敗北みたいなことを人類はしていたじゃないですか。あれの現代版かなと。
”○○オタク”としてやればどんなタイプの人間でも貶められるでしょ?統一の定義がはっきりないんだ(人それぞれ)全人類オタク呼ばわりしてやれます。
べつに、アニメとかアイドルとかじゃなくてもOK。科学オタクに仕事オタクに恋愛オタク。
なんかすげー貶められた感じがします。
民主主義ってのは人間の多様性認めてるんじゃなかったのか?それを叩き潰したいTV文化って構図でしょうか。
#こういう愚痴っぽいこと言う私は民主主義オタクとかいわれるのだろうか?
定義のできない悪意の言葉は、言う方・言われた方両方の理性や良心を腐らせて更なる悪意へ変えていく。
誰か一人の誇りが安易に踏みにじられるなら、やがてみんなの誇りが踏みにじられることになる。
イライラ・びくびくベースの人間関係の構築です。
コミュニケーションの根本は、自分&相手の尊重です。例え理解できない相手でも尊重することで人間関係は築いていけます。
”おたく=コミュニケーションがとれない”と言う人がいますが、相手をそう呼んでる人も実質ディス・コミュニケーションな訳で…つまりオタク?
無限増殖するな、この悪意ワード。
#差別とかそんなそんなこと考えずにもっと悪意なく使ってる人が大多数の現状なのは分かってます。でもソフトにさらりとこんな言葉が流通してるのも頭が痛い話です。
なんか思った以上に愚痴っぽい書き散らかしになっちゃって申し訳ないです。でも嫌な言葉だなぁ。
自分の極端な価値観を自覚していないからと違いますか?
結果、他の人と会話の接点を持てないとか。
また、得意な分野を聞かれれば、他の価値観や考え方を排除するからとか。
たとえば、パソコンオタクなら、CPUパワー命とかで、相手の予算などを全く考えない物を勧めるとか、自作PCオタクなら、自分とかそれなりの詳しいオタクでないとメンテナンス出来ないパソコンを構築してしまうとか?
以前、自作PCオタクにパソコン購入の相談をしたために、泣いた友人がいましたよ。CPUオーバークロック当たり前。生産時期が異なる中古パーツなどを寄せ集めて「納品」。結果、すぐにハングアップしたりで不具合の連続。
自分が使うならこれで良いでしょうけど、他人に勧める場合は、予算内でメーカー製パソコンか名の通ったショップブランドのパソコンを勧めるのが普通です。
オタクって自分の価値観命だから、嫌われるのでしょうね。
ファッションというのは差別化のための装置ですから、「あこがれの中心」たるべきファッションモデルがあれば、「蔑みの中心」たるネガティブなモデルも必要でしょう。もちろんネガティブモデルの方は自発的に名乗り出る人はまずいないので、ファッションという名の社会システムの方で勝手に認定しなければなりません。
しかしさほど求心力のない集団にたいして認定すると、集団構成員が集団から逃げてしまって機能しません。従って逃れたくても逃れられないような集団に対してレッテルを貼らなければなりません。しかし現代人権主義社会では民族とか出自とかでこれをやるとえらい事になります。宗教とか職業とかに対するのも、公然堂々とやると同様の目にあいます。
そこでオタクです。オタクは被差別者として認定されてませんので、いくら叩いてもまず安全です(たまに例外がありますが)。オタク趣味には求心力がありますので、叩いても叩いてもオタクの灯は消えません。というより叩かれ続けてもなお残ったカテゴリこそがオタク趣味と言うこともできます。
ファッション的ヒエラルキーが存在する限りこういった存在は必要とされ続けるでしょう。なお、似たような存在に「オヤジ」がありますね。どういうわけかオヤジは年齢性別差別禁止の例外ですから。
>どうしてあそこまで世間的に鼻つまみ者になっているのか?
とありますが、この考え自体が少し偏屈しているように思います。あなたの言う世間とは何を指すのでしょうか?メディアでしょうか?たとえメディアだとしても、最近のトレンドとしては、気持ち悪がられるというよりは受け入れられてきていると私は感じます。本当に気持ち悪がられていたのは「オタク」がメディアに取り上げられるようになる前の話だと思います。メディアに取り上げられること自体、「オタク」に対して寛容になりつつある風潮だと思います。こんな人もいる、あんな人もいる、ってことで日本国民自体が異なった他人に対して寛容になってきている証だと私は思っています。もし、この私の考えが違っていて、本当に「オタク」が気持ち悪がられているとしたら、それはバランス力の欠如だと私は思います。でももしかしたら深層心理は、好きなように、好きなだけ、自分の好きなことに没頭しているいわゆる「オタク」に嫉妬しているだけかもしれませんけどね(笑)
さわやかとはまた、主観的ですね。まぁ、「キモい」が主観的な感覚だから当然ですが。
「キモい」と「さわやか」は、対義語なのかもしれませんね?