DoCoMo、AU、SB、(ウィルコム)で、
それぞれ対応機種を作っているメーカーがはっきりと分かれていますよね?
これは単に新規参入が労力が必要であるからだけでしょうか?
それとも、会社同士の関係などの他の要素があるのでしょうか?
具体的な会社名を挙げて、具体例で教えて下さい。
現状では新規参入は非常に労力が要ります。
自分が聞いたのはNTTドコモの話ですが、知り合いの勤める某メーカーが機種投入を計画して試作機を持ち込んだものの、ドコモ側のテストで定める基準を満たすことが出来ず却下となったようです。
最初に書きますが「はっきり」というほどは分かれていないと思います。昔は SHARPは FOMAに参入していなかったし、最近でも SANYOの FOMA参入とかがあります。確かにそれなりに陣営が分かれていはいますが。
で、そうなる技術的な要素は大きくあると思います。キャリアが提供するサービスに慣れているか、変調方式の違いなど。
AUは Qualcomm社のBREWを使わなければいけないので、必然的にそれに慣れていないメーカの参入は厳しくなります。DoCoMoだとMOAPを使うことになります。
また、サービスにしても慣れていない会社だと、ちゃんと実装できない恐れもあるので、容易には手を出せません。
政治的には、DoCoMoは電電公社からのつきあいで富士通、NECあたりにフラッグシップを作ってもらいたいという意識があったような気がしますが、キャリア間競争の激しい今となってはそんなことはいっていられないのかも。
ありがとうございます。
現状では新規参入は非常に労力が要ります。
自分が聞いたのはNTTドコモの話ですが、知り合いの勤める某メーカーが機種投入を計画して試作機を持ち込んだものの、ドコモ側のテストで定める基準を満たすことが出来ず却下となったようです。
ありがとうございます。
カノッサの屈辱の流れかな?
元々はそれぞれのキャリアの出資会社、NTTをはじめとした通信会社、電力会社、自動車会社らの関係性で端末を投入していたのでかなりキャリアと端末開発元は分かれていました(無論重複することもあった)。
この辺りはキャリアと端末開発会社の関係と言うより企業グループ内の関係と言う気がします。
しかしその後の激しい販売競争、顧客獲得競争と出資会社の経営状況の変化で縛りは緩くなったようです。キャリアとしても端末の善し悪しで顧客が動くこともあり売れる端末を作ってくれればどこでも良いでしょう。
無論開発コストの膨大化で開発環境の変更に見合うかという判断があります。
ありがとうございます。
なるほど、政治的な背景も少しはあるけど、
それだけじゃなく、同じ携帯と言っても、
結構機種間の開発では流用できない部分も大きいんですね。
ありがとうございます。