「注意欠陥障害(ADD)とは、軽度発達障害の一種、注意欠陥・多動性障害(ADHD)のうち、多動のないものの通称である。」そうです。多動のないというのは、授業中立ち歩いたりするような目に見える症状はないということのようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E9%99%A...
「Hyperactivity:多動」が無い、すなわち、注意力の欠如やムラっ気が「過剰な動作」となって現れることのないものがADDと分類されます。
注意欠陥と多動性の指標がいくつかこちらに書かれていますのでご参考まで(注意欠陥・多動性障害)。
そちらのページで「不注意優性型」と書かれているのがADDと言われるものです。
明確な回答になっていませんが、ADHDとADDの違いについては、人によって用語の定義が異なるため、揺らいでいるというのが現状だと思われます。
たとえば文部科学省は、
の3つを定義していますが、ADDの定義は見あたりません。
一方、DSM-IV(米国精神医学会で定義している精神疾患分類)によると、注意欠陥・多動性障害のうち、不注意が優勢であるものをADD、不注意と多動・衝動性が混ざっているものをADHDとして分類しています。
ただし、DSM-IVは一般的に成人に対して用いられるので、小児に対して適用していいものかどうかという議論があります。
また、我が国の保険診療として利用されている標準病名(レセプト病名)は「注意欠陥多動障害」(20070668)となっています。これはADHDに相当すると考えられていますが、その類型としての「多動を伴わない注意欠損障害」(20069050)をADDとする考え方もあります。ただ、どれがADHDで、どれがADDという紐づけはなされていませんので、確実なことは言えません。
いずれにしても、臨床的には、不注意が優勢なのか(DSM-IVではこれをADDとしている)、それとも多動が優勢なのか、はたまた混合型(DSM-IVではこれをADHDとしている)なのかという点が重視されます。
ADDとは、注意欠陥・多動性障害(ADHD:Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)のうち、多動のないものの通称である。
また、注意欠陥・多動性障害 - Wikipediaでは、
一般にADHDとして扱われるADDは、多動性が少ない不注意優勢型である場合が多い。
と記されています。
多動性というのは、「落ち着きがないこと」と読み替えて良いでしょうから、ADDは、落ち着きはあるんだけど(一般の人に比べて)注意力が足りない、といった感じです。
ADHDとADDの違いについて
というサイトがありますので、ご覧くださいますよう
お願いいたします。
http://ww6.enjoy.ne.jp/~washu-maru/info_adhdadd/adhdadd.html
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