歯医者さんの診断書で，　1⊥1　とか　2⊥2　といった記載があるのですが，これはどういう意味なのでしょうか？

歯科医です。

歯式といいまして、口の中を上下左右に分割したときの歯の位置を表しています。

縦線は正中・・・つまり真ん中の線です。横線は噛み合わせを表す線。

で、数字は真ん中から数えて何番目の永久歯かを表します。真ん中の歯は１、その横（外側と言うか奥の歯にあたります）は２・・・で、親知らずは8番目になるので８と書き表します。

ですから、１」と書くと、右上の1番目の歯（正式には上顎右側正中切歯）。「８と書くと左下の8番目の歯、つまり左下の親知らず（正式には下顎左側第三大臼歯、または下顎左側智歯）、1⊥1　となると上の左右の1番目の歯（正式には上顎両側正中切歯）となります。

正式名をいちいち記載するのは煩雑になるため、このような簡単に記載する方法があるわけです。

また、乳歯の場合は数字ではなく、真ん中から大文字のアルファベットで表します。A」だと右上の、真ん中から数えて一番目の乳歯（正式には上顎右側乳中切歯）という意味です。

詳しくは、このリンク先にも書かれています。

http://www.geocities.jp/rinka_dental/basic005.htm