衆議院の評決にかけなくていいのは、どうしてですか。
こんばんわ
閣議に付される案件の種別です
1、一般案件(国政に関する基本的事項等であって内閣として意思決定を行うことが必要なもの
2、法律・条約の公布
3、法律案
4、政令
5、議員提出法律案関係
6、人事等
閣議に付された案件は、閣議決定、閣議了解、閣議報告として処理されます
まず「閣議」ですが、内閣総理大臣が主催する会議のことです。
この閣議には
①毎週2回行われる定例閣議、
②臨時に行われる臨時閣議、
③閣議を開催せずに書く閣僚の間を持ち回って賛否を求めて決定する 持ち回り閣議
の3種類があります。
そして「閣議決定」は
「決定」「承認」「了解」
の3種類があります。
「決定」というのはこの中で一番重要で、法案などは「決定」されることになります。
因みにこの閣議での意思決定は、全て全会一致であり、秘密会ということで議事録等は残されません。
但し、何が決定したかとかは官報には載ります。
事項の例としては、郵政民営化法案等があります。
衆議院の評決にかけなくて良い理由は、
要するに、「首相決断」であり、政治家の選挙区で反対が強いだろう政策が実現されるに当たって、1人1人の政治家の格好がつくようにするためなのです。
すべてが政治の慣習ですよ!
国会決議と何処がちがいますか?
国会決議をしないで閣議決定にできますが?