>私はエスプレッソマシーンで濃いコーヒーを抽出して(これをエスプレッソと呼ぶのでしょうか?)、
そうです。
>その後にカプチーノやラテを作る場合の為に、またはそのままエスプレッソショットとして飲む場合の為にエスプレッソマシーンの導入を考えております。
アイスラテを作るなら問題ありませんが、お店で買うようなカプチーノやホットのラテを飲むならば、ミルクの泡を作るためのスチーム機能が必要ですよ。
もしエスプレッソの機械を買うならば考慮にいれたほうがいいかもしれませんね、スチームも若干コツが要りますが・・・
>1つ気になる点は、例えば同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合の味の違い等です。
エスプレッソとドリップで抽出方法も、豆の挽き方も、豆と水の量の比率も違うので、同じ濃度のコーヒーは作れません。(数字に関しては記憶がちょっと怪しいですが、ドリップは豆10gでコーヒー180cc、エスプレッソは10gで60cc程度が抽出の目安となります)
ちなみに同じ種類の豆で淹れたエスプレッソをお湯で薄めると、ドリップに比べて味のキレがよい印象です。
ドリップのほうが複雑味があり味に奥行きが出る印象ですが、どちらが優れているわけでもなく、好みの問題かと思います。
(なおエスプレッソのほうがドリップと比較して、同じ豆の量でいれたコーヒーに含まれるカフェインの絶対量は少ないと言われています。豆と水が接する時間が短いので)
>私の感覚では、同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合は、ペーパードリップで抽出した方が苦味のないコーヒーが出来上がるようなイメージなのですが・・。
苦味は抽出方法よりも、ロースト(豆の煎り具合)の程度や豆の粗さによって大きく左右されます。苦いコーヒーが苦手でしたら浅煎り、お好きでしたらフレンチローストやイタリアンローストといった深煎りの豆を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにエスプレッソはやや深入りのほうが香ばしくていいと思います。
苦いコーヒーがお好きでも、細かすぎる豆をドリップで落とすと、苦味のほかにえぐみ
が出るのでおすすめしません。
お答えになりましたでしょうか。
ペーパードリップ方式のメリット
エスプレッソマシンのメリット
ありがとうございました。
http://www.u-coffee.co.jp/various_topics/01/index2.php
ペーパードリップとエスプレッソでは抽出されるコーヒーにかなりの差が出てきます。
ちょっとアレかも知れませんが、一般的なコーヒーが緑茶で言う所の煎茶・番茶であるならば、エスプレッソは抹茶の濃茶というような感じでしょうか?
このあたりはpdpdpd10さんも実際お飲みになってその違いをご存知かと思います。
イタリアなどでは、エスプレッソをお湯で割り、従来のコーヒーに近づけてのむということもあるそうなのですが、だいぶ味わいも変わってくるように思えます。ですのでその両者を単純に比較する事は出来ないように思えます。
ペーパードリップは従来から私たちが飲んでいるコーヒーを抽出する為の一番簡単(?)な抽出方法で、これはエスプレッソに比べ導入費用が小さく簡便であり、こつさえつかめば十二分に美味しいコーヒーを抽出できる方法です。
一方エスプレッソは高温高圧な蒸気を用いた抽出方法で、従来私たちが飲んでいるコーヒーとはかなり違ったものが出てまいります。特にエスプレッソは一般的なコーヒーが120~140ccで提供されるのに対し、20~30ccで提供され、その上面にクレマと呼ばれるコーヒー豆由来の油脂層を持つなどの特徴を持ちます。
http://www.espresso.jp/chigai00.htm
で、その特殊な抽出方法より専用の道具(エスプレッソメーカーないしモカマシーンのような専用器具)が必要であり、その導入費用はペーパードリップの比ではありません。
以上より、ペーパードリップは導入コストに優れるが、エスプレッソのような濃厚なコーヒーを抽出する事は出来ない、エスプレッソマシーンはエスプレッソが抽出できるが、導入コストがかなり大きい、と言えましょうか。
ありがとうございます。
先の質問 http://q.hatena.ne.jp/1282090648 を見て、機械を選定していたところ、この質問が出たので、こちらを先に書く事にしました。
質問文からは、かなりの初心者とお見受けしました。
まずは、UCC上島珈琲と全日本コーヒー協会のサイトで勉強してみましょう。馴れないと思いますので、じっくり読もうとせずに、軽く読み流して特徴をとらえるという風になさって下さいね。
ペーパードリップ
http://www.ucc.co.jp/coffee/trivia/dictionary/dictionary_g-5-3.h...
ペーパーフィルター(紙製フィルター)を用いて、レギュラーコーヒーをお湯で濾して抽出する方法のこと。
写真入りの淹れ方の解説です。
http://ajca.or.jp/recipe/pd.html
エスプレッソ
http://www.ucc.co.jp/coffee/trivia/dictionary/dictionary_g-5-3.h...
深めに焙煎したコーヒーを極細挽きにして、専用の機械を使って圧力をかけながら抽出するコーヒー。イタリアを中心に飲まれている。すばやく抽出するその様子から「EXPRESS(急行)」=エスプレッソと呼ばれるようになったと言われている。
写真入りの淹れ方の解説です。
http://ajca.or.jp/recipe/ep.html
長所・短所というより、特徴の違いを大まかに書きます。
ペーパードリップは一番手軽でポピュラーな淹れ方です。大雑把には、お茶を茶漉しに入れて上からお湯をかけるのと似た様なものだと思って下されば、分かり易いですね。粉の挽き方や量を変える事が簡単で、味の調節も馴れれば割と簡単にできる様になります。同じ様な焙煎(ロースト)の仕方のコーヒー豆を使っても、荒引きで粉を少なめにすると、あっさりした味になり、細かい粉で多めにすると、濃い味になる、という風な感じの事ができるのです。
エスプレッソでは、コーヒー豆を細かく挽く上に、道具を使って圧力でコーヒー豆の粉の成分をしっかり抽出するので、ペーパードリップでは出せない濃い味になってしまいます。エスプレッソのコーヒーカップが小さいのは、味だけでなく、カフェインなどの成分も濃くなるので、沢山飲めないからです。機械の構造上、味の調整は素人ではやり難く、普通は余りやりません。お茶で例えれば、お茶っ葉を茶漉しに入れてお湯を掛けただけでなく、ギュウギュウ絞ると濃いのになってしまうとか、茶葉が粉状になった粉茶で淹れると濃い味になるとか、そんな感じに思って下されば、味のニュアンスの違いが分かると思います。
色々とサイトなどもご紹介頂き助かりました。ありがとうございました。
コーヒー屋の元店員です。
まず家でコーヒーを入れる際の方法としての簡便さで比較して見ますね。
取り止めがなくてすみませんが・・・
(○=長所 ×=短所)
【ペーパードリップ式】
○挽いた豆がシンクに流れて排水溝などを汚さないので、片付けはとっても楽。
○使用する豆が中挽きなので、細挽きに比較して挽いた後に劣化しにくい。
○数人前など、量が一度に入れられる
○初期コストがかからない
×意外に技術が必要
×結構落とすのに時間がかかる
【エスプレッソ式】
○最近は既に粉を固めてあるものもあり、準備が楽
○粉が既に固まっているものは味にムラがでにくい
×豆が細挽きなので若干劣化が早い
×エスプレッソマシンはある程度値段がするので、初期コストがかかる
×一度に入れられる量は少ない(お湯で割ればアメリカーノですが)
×エスプレッソ用の細挽きの状態で販売されている豆はあまり見ない
×機械のメンテナンスが必要
×機械が大きいので結構邪魔
×自分で豆を固めようと思うとムラがでる、技術・コツが必要
×自分で豆を固める場合、器具を洗う際に排水溝が汚れる
とりあえず味の出方も入れ方で特徴があるので、好みの問題もあると思いますよ。
自分が店員のときにお客さんに相談されていたとしたら、お金もかからないのでペーパードリップからすすめますね。
量を飲まないのであれば、エスプレッソはスタバとかタリーズでのんだほうが相対的に安上がりかも。。。
私はエスプレッソマシーンで濃いコーヒーを抽出して(これをエスプレッソと呼ぶのでしょうか?)、その後にカプチーノやラテを作る場合の為に、またはそのままエスプレッソショットとして飲む場合の為にエスプレッソマシーンの導入を考えております。1つ気になる点は、例えば同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合の味の違い等です。私の感覚では、同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合は、ペーパードリップで抽出した方が苦味のないコーヒーが出来上がるようなイメージなのですが・・。もしまたお時間があればご回答頂ければ幸いです。ありがとうございました。
>私はエスプレッソマシーンで濃いコーヒーを抽出して(これをエスプレッソと呼ぶのでしょうか?)、
そうです。
>その後にカプチーノやラテを作る場合の為に、またはそのままエスプレッソショットとして飲む場合の為にエスプレッソマシーンの導入を考えております。
アイスラテを作るなら問題ありませんが、お店で買うようなカプチーノやホットのラテを飲むならば、ミルクの泡を作るためのスチーム機能が必要ですよ。
もしエスプレッソの機械を買うならば考慮にいれたほうがいいかもしれませんね、スチームも若干コツが要りますが・・・
>1つ気になる点は、例えば同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合の味の違い等です。
エスプレッソとドリップで抽出方法も、豆の挽き方も、豆と水の量の比率も違うので、同じ濃度のコーヒーは作れません。(数字に関しては記憶がちょっと怪しいですが、ドリップは豆10gでコーヒー180cc、エスプレッソは10gで60cc程度が抽出の目安となります)
ちなみに同じ種類の豆で淹れたエスプレッソをお湯で薄めると、ドリップに比べて味のキレがよい印象です。
ドリップのほうが複雑味があり味に奥行きが出る印象ですが、どちらが優れているわけでもなく、好みの問題かと思います。
(なおエスプレッソのほうがドリップと比較して、同じ豆の量でいれたコーヒーに含まれるカフェインの絶対量は少ないと言われています。豆と水が接する時間が短いので)
>私の感覚では、同じ濃度のコーヒーをそれぞれの方法で作った場合は、ペーパードリップで抽出した方が苦味のないコーヒーが出来上がるようなイメージなのですが・・。
苦味は抽出方法よりも、ロースト(豆の煎り具合)の程度や豆の粗さによって大きく左右されます。苦いコーヒーが苦手でしたら浅煎り、お好きでしたらフレンチローストやイタリアンローストといった深煎りの豆を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにエスプレッソはやや深入りのほうが香ばしくていいと思います。
苦いコーヒーがお好きでも、細かすぎる豆をドリップで落とすと、苦味のほかにえぐみ
が出るのでおすすめしません。
お答えになりましたでしょうか。
大変参考になりました。またコーヒーに関する質問をする機会がありました時はよろしくお願いいたします。前回に引き続きご丁寧に回答頂きありがとうございました。
大変参考になりました。またコーヒーに関する質問をする機会がありました時はよろしくお願いいたします。前回に引き続きご丁寧に回答頂きありがとうございました。