歴史について

歴史的な出来事には原因と結果があり、その背後には当時の為政者などにとっての理由と、彼らが出した結論があります。そこにそれぞれの出来事の因果関係やつながりを見出して、それぞれ覚えていけばいいと思いますよ。

たとえば明治維新以降、日本の歴史は年単位、月単位で様々な出来事が起こりますが、この方法だと、ポイントになる出来事の年号だけ覚えればいいという利点もあります。事項を覚えるのだけが目的であれば、自己流の因果関係の解釈でも支障はないと思います。歴史の専門家からは怒られそうですが。

• 富国強兵政策を採りたい日本
  • 文字が読めない兵隊・労働者は困る→1871「学制」
  • 学校を作らなくてはいけないがお金がない→1873「地租改正」
  • 準備が整ったので→1873「徴兵令」

実際には、1年で教育が行き届いたり税金がたくさん集まってきたり、なんて、あり得ないわけですが（実際に政府内での検討は同時進行に近い形でした）、小中学校レベルの歴史であれば、こうやって覚えるやり方もあります。

HistoryとStoryの語源が一緒だという話もあります。こんな風にお話を創って覚えてみてはいかがでしょうか。歴史の教育漫画がシリーズで出てますが、あれは「お話作り」では結構役に立つと思います。