若者と年寄りは、同じものを見ても違うように感じる事が多いですね。それはなぜなのか。教えてください。
例えば、ワサビは子供には辛く感じますが、大人はそうではありません。(味覚の変化)
若者はテンポの早い曲を好みますが、年配はジャズや演歌を好みます。(音楽の趣向の変化)
ポルノや暴力シーンは子供が見ると嫌悪やトラウマを示しますが、大人は平気(倫理・感受性の変化)
このような変化は「世代による文化の違い(ジェネレーションギャップ)」や「年齢による精神性・身体性の変化」によって起こるものと思われますが、
それについての文献や資料を幅広く求めます。
情報源は書籍・WEB・論文、何でも構いません。日本語以外の言語でもOKです。
濃い情報を記してくださった方には、300ポイント以上を提供いたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
5~6年前に似たようなことを調べていたのですが、特に興味を引いたのは、加齢による色彩感覚の変化についてです。
放送大学出版から出ている『アジアの文化と服飾文化』という本のp178~179に以下のような記述があります
色の見え方と、環境の光との関係についての興味深い研究事例として、青のない文化圏に関する報告がある。
地球上の地域によっては、青色と緑色が明瞭に区別されず、特に青色の表現のない地域が存在する。日本でも、信号機の色は赤色と緑色にもかかわらず、赤・青信号というように、青色と緑色の表現があいまいであるが、このような現象がさらに強くなると、言語自体に青色の表現を持たない地域が、ベトナムやアフリカなどかなり広い領域にわたって存在する。この現象に興味を持った、アメリカ・オハイオ州立大学の眼科医ブラウン博士とリンゼー博士は、このような地域を地図上にプロットし、それがいずれも赤道に近い領域に限定されることを突き止めた。さらに、これを地球上に注ぐ紫外線量の分布と重ねたところ、紫外線被曝量の多い地域と重なり、この地域の民族の目のレンズが20歳ですでに黄化していること、したがって、青が緑に見え、緑と青の区別がない文化圏が生じたことを明らかにした。すなわち、色の見え方に関する環境の要因としては、環境の物理的条件の差異に留意すると共に、目の生理的条件にも配慮する必要性が提案されている。目の変化は他の地域でも加齢と共に進展する。服飾文化における色を考えるとき、このような視点も重要であるが、現状では十分なデータの集積が得られていない
要するに色の見え方というのは今までに浴びた紫外線量等によって変化をするもので、老人と子供では、見えている世界が異なるのです。
同じものを見ても若者と老人では別の色に見えるし、各色の感度も違うため、感じ方も変わってくるんですね。
この辺については色彩学とか色彩科学の分野では、ある程度のデータの集積があります。
手元にないので確認が取れないのですが『色彩科学ハンドブック』という本の中に関連したデータがいくつかあったと記憶しております。
年齢と色覚についての項目があり、年齢ごとの各色の反応の違いについての記述もされていたはずです。
僕が参照したのは時期的に『新編色彩科学ハンドブック第二版』
と思われますが、最近増補改訂された『第三版』がでております。
予算の関係で未読ですが、内容的にはこちらのほうが優れているという評判を聞きます。
加齢による色覚の変化については以下のPDFも参考になります。
白内障や青色の視覚効率が悪くなることが記述されています。
まず、年齢と味覚についての資料をてにいれたので書きます。
http://www.bistromate.com/asp-bm/wine_column/20060731/
まだまだ追加していきます。
見つけた資料がほとんど人につかわれていて・・・
追加おくれます。すみません
ありがとうございます。もし追加資料が見つかりましたら、気軽に回答して下さいね。
1人10回まで回答可能なので、追記ではなく、新しく回答して頂いても結構です。
探していただき、感謝します。よろしくお願いします。
大学生がうまみをどのように感じるか。
きちんと統計学の手順を踏んでいて、おもしろい。
http://www.lib.tezuka-gu.ac.jp/kiyo/nTEZUKAYAMAGAKUIN-UNI/n8PDF/n8FukudaHirakawa.pdf
帝塚山学院大学図書館の中にある情報ですね。
なるほど、食事の週間や栄養についてのデータは示されています。
しかし、「年齢と感性」についての情報は記されていませんね。
統計資料・レポートとしての情報有意性はありますが、今回求めている情報とは少し趣向が違うようです。今回提示いただいたのは「大学生の味覚感受性(特にうま味)と食習慣について」ですので、例えば「幼児・青年・中年・老年」の世代別のデータをご提示頂ければポイントを差し上げます。大学生のみの情報では、今回の質問の目的を果たしておりません。
それにしても、この研究データは一体何の目的で取得したのですかね……websiteで「研究論集」と紹介されていますが、学生の卒論ですかね。私の用途を抜きに考えても、有益性に乏しく、主張に欠けるレポートに感じました。
引き続き、情報がございましたら、回答をお待ちしております。
年齢によるということは、世代間での相関性があるかどうかということですね。
すこし早合点してしまったようです。引き続き探します。
回答ありがとうございます。
むむ……微妙なラインですね。このような視点の回答は予測していませんでした(笑)
大阪大学学術情報庫の情報ですね。
タイトルは「高齢者の心身機能に対する自己評価と他世代評価における年代差の検討」です。
ひと通り目を通しましたが、これは「年齢差による感受性の違い」ではなく「介護時の意識のギャップ」が主題となっています。まぁ、これはこれで有用なデータだと思いますが、私が欲しい内容そのものど真ん中ではないです。
もし「老人の聴覚の低下により、このような音楽を好むようになる」などの情報がありましたら、嬉しいのですが……
とはいえ、回答していただき感謝いたします。
引き続き、情報を求めます。
子供のような回答ですが(子供ですww)
例えばわさびの場合、年を取るごとに、味蕾に変化がおきているのでは?
(えらそうですいません)
ポルノや暴力シーンは、経験の問題だと思いますww
2人にはかないませぬww
回答ありがとうございます。
一意見として受け止めさせて頂きます。ただ、現状ではポイントをお送りするのは、ちょっと難しいです。
データとして何が必要か説明させて下さい。
>例えばわさびの場合、年を取るごとに、味蕾に変化がおきているのでは?
味蕾の変化によってどう感性が変わるか。が本題ですが、以下のような書き方もOKです。
・味蕾の変化とは具体的にはどういう現象なのか
・食文化によって、年齢を経た時に味蕾に変化に差異はあるのか
・味蕾の変化によって、どのように食生活や趣向に変化が起こるのか
例えば、この3点について論じて下さるなら、ポイントを差し上げます。
今回の場合、私が特に注目しているのが3点目ですので、そこについての視点を求めます。
>ポルノや暴力シーンは、経験の問題だと思いますww
何の「経験」によって、感受性の変化が起こると思いますか?
あるいは、その「経験」を経なかった場合、どのように感性の違いが出てくるのでしょうか。
今回求めているのは、どちらかといえば学術的なデータやテキストですが
もし「こういう体験や経験によって、感受性が変化し、感じ方が変わった」とか「僕と祖母の味覚の違いには、こんな原因があった」などの視点を記せるのでしたら、それはそれで面白いので、お礼させて頂きます。よろしくお願いします。
回答に参加して下さり、ありがとうございます。
本に載っていたものなのですがゴメンナサイ…
味覚についてです
子供は、酸っぱいものや苦いもの、それらを毒として捉えてしまうので、
体から拒絶反応みたいなものが出て、まずいと考えてしまうようです。
大人は、子供の頃から酸っぱいものや苦いものを見てきているので、
それが体の中に蓄積してなれて拒絶反応が小さくなっているので
おいしいと感じるようです。
書籍のタイトルはわかりませんか?
id:aluKina429Colさんの投稿により、味覚と拒絶反応については少し理解が深まりました。
さて、私が一番問題にしているのは「味覚の変化のメカニズム」ではなく「味覚変化による趣向の変化」です。
幼児だけでなく、青年や老年が示す趣向変化の情報があれば、ポイントをお贈りさせて頂きます。
たとえば、若者は始めてみるものが
多くてそれは何かとわかりきってないことが
あります。
それに対して年寄りは、もう何回も見ている
物が多く、それを理解しきっているからだと思います
つまり、何かを見て
若者は、理解が薄いため、これは・・・?
などと思い
それに対して
年寄りは、理解が濃いため、すぐに
これは〇〇だ。
とわかるから
同じものを見ても違うように感じる
んだと僕は思います。
薄い回答ですみません・・・
やくにたったら
うれしいです。
回答ありがとうございます。
面白い視点だと思います。
ジャネーの法則では、人生の体感折り返し地点は19歳となります。
人生の半分以上を体感した私達は、みずみずしい眼を失っているのかもしれませんね。
逆を言えば、それが経験による感性の変化なのかもしれません。
さて、良い視点だと思いますが、もう一歩踏み込んで語って頂きたいと思います。
例えば、パロディや二次創作やリミックスは、元の作品を知っていないと面白さが分かりません。これも「既に理解しきった物に触れる事でわかる楽しみ」であり、「理解・経験による感性の変化」と言えるかもしれません。
理解が濃くなった事により、どのように趣向や感性が変化するのでしょうか。
仮説を補強する書籍、WEBサイト、論文などがありましたら、ぜひご紹介下さい。あるいはもう一度仮説を補強・展開して頂いても構いません。ポイントをはずみます。
人生の体感時間の折り返し地点を計算してみたぞ。 - 玖足手帖
ジャネーの法則の分かりやすいエントリーを見つけたので、貼りつけておきます。
お気に入りサイトから
子供がピーマンを嫌う理由。
体の構造の変化、味覚の変化からの視点で、
http://homepage3.nifty.com/shibalabo/mikuni/tayori/2007.6/piman.htm
私の好きな漫画から
能力の変化、心の変化の視点から
この漫画の『聞くということ』から
年をとるにつれ聴力が弱っていく
すべての音を聞くことができるのは、
幼い子供だけ。
幼い頃は、
すべての音を聞き取ることができるのに
聞こうとせず、
大人になるとすべての音を聞きたくても
もう聞くことができない。
参考になれば幸いです。また、何か感じることがありましたら追加していきます。
回答ありがとうございます。とても興味深いです。
子供がピーマンを食べない理由を読むと、ピーマンを食べることを強要する親や教師の方が生物学的には間違っているのではないかと思えました(笑)
Amazonの書籍、さっそく注文させて頂きますね。
紹介を読むに、可聴域の話なのでしょうか?
モスキート音や、可聴域を利用した着信音なども、感性の変化と言えるのかもしれません。
……なんて書くと無粋ですかね(苦笑)
絵本が届いたら、頭をやわらかくして読んでみようと思います。幸い、絵本は大好きです。
回答ありがとうございました。
とても奥深い絵本(漫画)なので、様々な方向から子供から大人へのこころの変化をお楽しみください。私の紹介した話は、可聴域の話だと思います。子供には、重低音や高音はとても不快に感じられるそうです。
百聞は一見にしかず。寒くてピリピリしがちなので、長い論文などは苦手。なので、体験すればいいのだと思いました。
http://livedoor.blogimg.jp/himasoku123/imgs/e/9/e9e86048.jpg
僕にはイルカに見えました。いつまでもピュアで居たい気持ちもあったりします。
追記。
いろいろ調べてきました。お力になれるかどうかはわかりませんが
http://blog.m3.com/pediatric_mind/20070508/1
心についてだそうです。確かに大人の方が「だって」と言っている姿はあまり見ませんし、それが受け止め方、対処の仕方の差なのでしょうか。
http://www.goethe.de/ges/soz/dos/jug/sjf/ja1787039.htm
また、青少年の定義が13~30歳ぐらいという曖昧なものとなり、「大人とは違う」と言う生き方が増えてきました。これも、この世代だからありえる考えなんだと思います。
http://blog.goo.ne.jp/pointdpo/e/373b2be108004687999c7b9d77f85d06
童顔と言うのは、食生活からか、これも進化なのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C
ゆとり教育が最近は認められるようになりましたが、少し前までは差別的な感じに見られたりもしました。また、「円周率は3」などの誤報まであったので、ハロー効果が大きく受けられる世の中になってしまったのかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%8A%B9%E6%9E%9C
また、私の憶測ですが、「中二病」という言葉も認知され、バーナム効果のように自分だけという優越感から「ナルシスト」が増えたんじゃ?とも思います。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/2-gakubu/top-gakubu/jasrac2/0108.html
音楽の感性は途中からビートルズなどが入ってきたからこうなったと仰る方もいるようです。
http://blog.livedoor.jp/gccpu/archives/1370545.html
味や好みは千差万別なので、なんとも言えませんが、最近は「心」のことが多く認知されているので、それについての記事が多くありました。
お力に慣れれば幸いです。失礼しました。
追記、ありがとうございます。
発達心理学的視点からの回答ですね。
一番欲しいのは、好みの傾向がどう変化したか。という論考などですが
好みの背景である「こころ」の動きについて、文献を提示していただき感謝いたします。
特に音楽感性の二分(中高年と若者)はなぜ起こったかは、特に勉強になりました。ありがとうございます。
追記です。
最初に回答して頂いたSandro Del Preteさんのイルカの絵、子供と大人で見え方が本当に変化するのか、検証しているサイトを探しましたが、見つかりませんでした。
結構探したんですけれどねぇ……orz
逆にいえば、今この実験を行ったら、先駆者となれることでしょう。
もし、幼稚園児&そのママさんにイルカの絵を見せてみる、簡単なお仕事を実践された変態紳士様がいらしたら、ぜひコメント下さい!!待ってます。(`・ω・́)σ
ごめんなさい変な回答をします(沙*・ω・)
個人差です
絶対あてにしないでください
あてになりません。
ポイントは差し上げられません。
もし、気づいた事や情報がありましたら、また回答して下さい。
大人は、子供のころにいろいろな経験をしています。子供のころにひどいこと言われていやなおもいをしていたかもしれませんが、大人はその暴言をいわれてもなつかしいかんじでいられるからだとおもいます。じつは、おとなは、子供のしらないところでがんばっているのです。長文しつれいしました。
>子供のころに色々な経験をします...(中略)...大人はその暴言をいわれてもなつかしいかんじでいられる
なるほど。
傷ついた皮膚が治ると、元の皮膚より丈夫になります。
同じように、心も傷を重ねて丈夫になるのかもしれませんね。
では、id:sopmoyaさんは、何の「経験」によって、感受性の変化が起こりましたか?
あるいはその「経験」を経なかった場合、どのように大人になったとき、どんな感性の違いが出てくるのでしょうか。
"いろいろな経験"を分解して、再度回答して頂けませんか。
今回求めているのは、どちらかといえば学術的なデータやテキストですが
もし「こういう体験や経験によって、感受性が変化し、感じ方が変わった」などの視点を記せるのでしたら、それはそれで面白いので、お礼させて頂きます。よろしくお願いします。
回答に参加して下さり、ありがとうございます。
5~6年前に似たようなことを調べていたのですが、特に興味を引いたのは、加齢による色彩感覚の変化についてです。
放送大学出版から出ている『アジアの文化と服飾文化』という本のp178~179に以下のような記述があります
色の見え方と、環境の光との関係についての興味深い研究事例として、青のない文化圏に関する報告がある。
地球上の地域によっては、青色と緑色が明瞭に区別されず、特に青色の表現のない地域が存在する。日本でも、信号機の色は赤色と緑色にもかかわらず、赤・青信号というように、青色と緑色の表現があいまいであるが、このような現象がさらに強くなると、言語自体に青色の表現を持たない地域が、ベトナムやアフリカなどかなり広い領域にわたって存在する。この現象に興味を持った、アメリカ・オハイオ州立大学の眼科医ブラウン博士とリンゼー博士は、このような地域を地図上にプロットし、それがいずれも赤道に近い領域に限定されることを突き止めた。さらに、これを地球上に注ぐ紫外線量の分布と重ねたところ、紫外線被曝量の多い地域と重なり、この地域の民族の目のレンズが20歳ですでに黄化していること、したがって、青が緑に見え、緑と青の区別がない文化圏が生じたことを明らかにした。すなわち、色の見え方に関する環境の要因としては、環境の物理的条件の差異に留意すると共に、目の生理的条件にも配慮する必要性が提案されている。目の変化は他の地域でも加齢と共に進展する。服飾文化における色を考えるとき、このような視点も重要であるが、現状では十分なデータの集積が得られていない
要するに色の見え方というのは今までに浴びた紫外線量等によって変化をするもので、老人と子供では、見えている世界が異なるのです。
同じものを見ても若者と老人では別の色に見えるし、各色の感度も違うため、感じ方も変わってくるんですね。
この辺については色彩学とか色彩科学の分野では、ある程度のデータの集積があります。
手元にないので確認が取れないのですが『色彩科学ハンドブック』という本の中に関連したデータがいくつかあったと記憶しております。
年齢と色覚についての項目があり、年齢ごとの各色の反応の違いについての記述もされていたはずです。
僕が参照したのは時期的に『新編色彩科学ハンドブック第二版』
と思われますが、最近増補改訂された『第三版』がでております。
予算の関係で未読ですが、内容的にはこちらのほうが優れているという評判を聞きます。
加齢による色覚の変化については以下のPDFも参考になります。
白内障や青色の視覚効率が悪くなることが記述されています。
色彩科学ハンドブックについては、版によって内容に違いがあるようですし、関連する事項はほんの僅かですから、図書館などで参照し、該当部が存在するか確認した方が良いかと思います。
もしかしたら版によっては求める記述が無い可能性もありますし……
その辺は本来回答者側でチェックすべき事項なのですが、大学図書館まで確認にいく時間が取れないのです。
いえいえ、情報を提供していただいただけでも感謝しております。
該当箇所が僅かな事項との事、了解しました。留意します。
こんな個人の感想は参考にあまりならないと思いますが回答してみますm(__)m
味ではなく時間の感じ方も大人と子供では違いますよね。大人では一日は短く、子供には一日が長く感じますよね。
これはおそらく大人は沢山の時間の中で一日の流れを感じとって生きているのに対して、子供は大人よりも時間を多く感じていない為に感じる感性誤差(?)だと思います。
道に例えると「目的地に行くまでの時間は長く、帰りは短く感じる」これと同じ事だと思います。行きが長く感じるのは目的地に着くまでの間の「経験をしていない」からだと思います。
言ってる事がめちゃくちゃでしたらすいませんm(__)m
回答ありがとうございます。
id:go1207-goさんの回答でも返信しましたが
ジャネーの法則で説明できる事象ですね。
今回の質問は「年齢と感性の関係」ですので、あと一歩踏み込んで語って頂きたいと思います。
ツタさんの出した事例を元に、掘り下げた例を出します。
同じ道を何回も歩いた結果、どのように人間の「感じ方」は変わるのでしょうか。1回歩いた人と、1万回歩いた人の感性の変化は、どのようなものでしょうか。また、その原因は何でしょうか。
音楽で言うと、最初の1回目は長く感じるが、2回目以降は短く感じますね。1000回聴けば、大抵飽きて、次の音楽を聴きますね。この繰り返しにより、だんだんと趣向が変化すると思われます。
「繰り返すと、短く感じる」のは分かりますが、それによる人間の行動の変化を知りたいのです。
この変化を記したデータや統計、主観的体験を記していただきたいのです。
追加情報がありましたら、ポイントを弾みます。
あんまり参考にはならないと思いますが貼ります
大人の時間はなぜ短いのか
・大人の時間はなぜ短いのか
もうすぐ今年も11月だ。子供の頃はあんなに1年が長かったのに今はあっという間だ。
大人になると子供の頃に比べて時が経つのが早くなる。これは万国共通の実感のようだ。実験室でも検証されている。数十秒から数時間という経過時間を被験者に評価させると、加齢に従い短い時間を報告するという事実があるという。なぜ年を取ると時が経つのが速いのか、なぜ楽しい時間は退屈な時間よりも短く感じるのか。実験心理学を専門とする著者はこの時間の知覚の謎に迫った。
時間評価に影響を及ぼす主な要因としては次の4つが挙げられていた。
・身体の代謝
代謝が高まると時間をゆっくりに感じる。1日の内でも代謝の関係で午前がゆっくりで午後が速く感じられるものだそうだ。代謝は加齢に伴い低下する。年を取るほど時間経過を速く感じる一因。
・心的活性度
緊張や興奮によって時間経過は速く感じられる。実験ではクモ恐怖症の人をクモと一緒の空間に閉じこめると時間が長く感じられたそうだ(凄い実験だ)。
・時間経過への注意
時間を気にすると長く感じられる。時間経過への注意が時間を分節化してしまい、分節化された時間帯の数を多く感じることで、長いと感じるのではないかという仮説がある。
・他の知覚様相の状態
広い空間では時間はゆっくり。刺激が多い時間は速い。受け取る情報に脈絡やまとまりを感じていると速く感じる。
著者は視覚や聴覚の錯覚を研究している。この本にも興味深い事例が多数掲載されている。目や耳で感じる印象と物理的実在のずれは案外に大きいことがわかる。そして時間感覚のずれも錯覚の一種としてとらえようとしている。今後、研究が進んでいけば、錯視パターンのように、人間の時間経過を操作する技術が発見できるのかもしれない。
それからとても気になったのは人間には心地よいと思える「精神テンポ」が備わっているという話。個人差があって0.4秒から0.9秒の間にあり、歩くペースや会話の間合いなどと正の相関があるという。私は歩くのも話すのも速い方なのだが、やっぱり、せっかちということなんだろうか。
参考にならなければポイントは結構ですm(__)m
経再度回答、経験を、していない場合その人は、子供のころ人をいじめてきたにんげんです
言葉が足りない。意味がわかりません。補足回答を求めます。
まず、誤字脱字に注意しましょう。
そして、短文ではなく、原因・結果・考察をわかりやすく記載して下さい。
他人が読む事を前提とした文章を書いて下さい。
領域がかなり広いのでピンポイントで合致するかは疑問ですが、「日本語以外の言語でもOK」との事ですので、英語圏での検索からいくつか。
おおまかなカテゴリーとして、
の両方あると考えますが、資料を集めやすい後者のほうが主体になります。
まず総説として、Aging changes in the senses: MedlinePlus Medical Encyclopedia を挙げます。
老化によって視覚や聴覚などがどう変化するかをまとめたものです。
fut573 さんの回答#12にある色彩関係では、Colour Assignment - Preferences というのがありました。
Figure 6.4 - Favorite Color by Age Group は年齢群別の好きな色のグラフ、Figure 6.9 - Least Favorite Color by Age Group は年齢群別の嫌いな色のグラフです。
ここでは、年令による好みの違いは、文化的なものと解釈されているようです。
高年齢者に黒を好きな人が少なくなるのは、黒が葬式と関連するから、などです。
味覚に関しては、Changes in Taste: A Fact Sheet on Aging が簡単なまとめです。
これによれば、舌の味蕾は甘味、塩味、苦味、酸味の順に衰えていくので、食欲がなくなったり、砂糖や塩をかけ過ぎたりするようです。
音楽の趣向の変化については、Google books Aging, society, and the life course の Page 47 からのエッセイ、"Will They Play the Rolling Stones at the Nursing Home?"(養老院でローリング・ストーンズは演奏されるだろうか?)によれば、青春時代に好きだった曲の好みを引きずる傾向があるそうです。
かつては、「年を取れば好みが変わって、ヒップホップ好きもジャズを聞くようになる」という説があったようですが、これに従ってベビーブーマーの聴取者が増えると期待したイージー・リスニング・ラジオ局は方向転換を余儀なくされ、現在では懐かしロックなど流しているそうです。
以上、お役に立てる事を祈りつつ。
味覚の変化に関する追記です。
PHYSIOLOGY OF TASTE によれば、
The average adult reportedly has approximately 10,000 taste buds, but children have more ...
大人の味蕾は約1万ありますが、子供はもっと数が多く、舌だけではなく頬にもあり、大人より味覚が鋭敏だそうです。
新生児の味覚は甘味と苦味が主で、塩味を感じるのは生後6ヶ月以降との事。
子供と母親の酸味に対する反応を調べた Heightened Sour Preferences During Childhood のイントロダクションには、1877年にダーウィンが大人と子供の味覚の違いについて言及している事が書いてあります。
Genetic and Environmental Determinants of Bitter Perception and Sweet Preferences を読むと、味覚の個体差には遺伝子の違いも関与しているようです。
遺伝子だけではなく、食の環境による因子も大きいようですが。
お役に立てる事を祈りつつ。
追記、ありがとうございます。
老化によって視覚や聴覚が変化する事を書いた「Aging changes in the senses」は特に面白かったです。
味覚の変化の追記も勉強になりました。
ベストアンサー賞の進呈を迷いましたが、今回は300ポイントを贈らせて頂きます。
回答、感謝します。ありがとうございました。
文献はもっていないです。
感性の話、性格を形成したのち互いに比較検討するパターンだと思います。
比較する対象が、一般社会的な事象から検討すると考えます。
互いに同じ性格としての、意味合いを持つことで、比較した結果も大きな違いが見えないというのが、実情ではないでしょうか?
感性が鋭いという対象者をリサーチした結果が、よく似ているという話のように感じます。
比較する対象の<限度を>どうとらえるかというものではないか?
回答ありがとうございます。ちょっと文章が読みにくかったです。
まとめてみます。
(1)感性を比較する際、"性格"の要素を考慮する必要がある
(2)同じ性格を持つ人が、同じ事象を受けた時、結果も同じだと考えられる
(3)「感性が鋭い」という自己評価を持つ人を検証すると、よく似た性質を持つ
(4)比較対象の"限度"をどう評価するかが問題
うーん、書き並べてみても、ちょっと論旨がわかりにくいです。
では、(1)と(2)について。
性格が似ている人を長年にわたり調査した場合、どのような変化が計測されると思いますか?性格が似ていれば、10年後・20年後も似た変化を示すのでしょうか。
たとえば、おっとりとした性格の人はクラシック音楽が好きで、中年になるとジャズに傾倒する傾向がある。なんてデータが存在するのでしょうか?(例は単純化して記述してます。あしからず。)
(3)について。
「感性が鋭い」の定義がよく分かりません。
感性の鋭さは自己申告制なのでしょうか?
何かのトレーニングを積んだ人が実験対象なのでしょうか?(例: 1日100杯のコーヒーを飲む珈琲開発者は味覚が、香道を極めた人は嗅覚の感性が鋭い等)
あるいは、生まれつき特異な感性を持つ人が対象なのでしょうか?例えば、サヴァン症候群や、共感覚の人が対象なのでしょうか?
「リサーチした結果」と書かれていますが、調査資料があるという事でしょうか。探してみますので、名称や検索のヒントを教えて下さい。
(4)について。
文章の意味がよく分かりません。「限度をどう捉えるか。」とありますが、限度の捉え方を失敗したら、調査として不十分かと思います。
100点満点のテストで100点を取る生徒がいたとき、その生徒の実力は計測不可能となります。同じように、限度の捉え方を失敗したのなら、それはただのミスではないでしょうか?
文章の意味を完全に理解していないので、私の返信が的外れだったら、ごめんなさい。
当初の質問から、人の成長に応じて感性に対する心の動きが変わるかどうか、そこにあると思います。自分の性格に関しても経験から、それほど大きな違いを感じません。他人・家族から見て違いが、あるかもしれませんが・・・。
そのことの変化が自覚できるという範囲内での、価値観などの違いは対して買わないと思う。反対に大きな変動を強いられると、自己の過去を反は省で終わらずに<削除>を追い求めかねない。悪い方向へ。
私は、人生の中で性格というのは大きな変化は生じないと思う方なのです。
年代という枠組みを取っ払って、性格の違い・価値観が似通っていることによって、感性に通じるような反応が同じように表れるのではないか?
そこで年齢の高い人と若い人が全く価値観が異なるケースばかりとは限らない。
経験を数多く積むことで、違う感性が育つといえるかに話が移ります。
独特の文体をお持ちですね。。。
回答ありがとうございました。
その仮説は、一意見として参考にさせていただきます。
おそらく、大人は経験が多いからだと思います。
例えば、大人がわさびを食べたときと、子供がわさびを食べたときと
では、味覚がちがうということです。
(あれ?味覚がちがうって変ですかね・・・。)
回答ありがとうございます。
味覚の変化についてはid:meeflaさんと、id:go1207-goさんの回答で詳しくふれています。
それ以上の情報を提供していただけるとうれしかったです。
回答ありがとうございました。
うーん、ちょっと違います。
メンタルヘルスにおいて、年齢ごとに必要な対処方法は違います。
しかし、これは感性の変化とは別の問題です。
お役に立てなくてすみません…。
私は、ただ、大人になるにつれて、心がかわる。それだけだとおもいます。あんまり、深く考える必要は、ないと思います。
回答ありがとうございます。
このような浅薄な回答は必要ありません。もう少し深く考えてから、回答してください。
こちらは参考になるでしょうか。面白かったです。
●弁論術 (岩波文庫) [文庫] アリストテレス (著), Aristotelis (原著), 戸塚 七郎 (翻訳)
第2巻第12章「年齢による性格(一)―青年」
第2巻第13章「年齢による性格(二)―老年」
アリストテレスも書いているとは。哲学の視点からの回答は初めてですね。
該当書籍を取り寄せてみます。ありがとうございます。
色彩科学ハンドブックについては、版によって内容に違いがあるようですし、関連する事項はほんの僅かですから、図書館などで参照し、該当部が存在するか確認した方が良いかと思います。
2011/11/29 15:59:21もしかしたら版によっては求める記述が無い可能性もありますし……
その辺は本来回答者側でチェックすべき事項なのですが、大学図書館まで確認にいく時間が取れないのです。
いえいえ、情報を提供していただいただけでも感謝しております。
2011/11/29 16:04:20該当箇所が僅かな事項との事、了解しました。留意します。