最近気づいたのですが、ただしい段落の使い方
ってコンテストなどに応募するとき響くと思いますか?
以下のように書いてます。
例文
哲也はとても腹がたった。
それはもう口では言い表せないくらいの怒りようだ。
「許せない、許せない、許せない」
そう何度もつぶやいた。
正直、段落の正しいルールが分からないので、
毎文のように行頭をあけ、1行あけて次の行を
書くという形式なんですけど。
段落は大きな意味の切れ目です。ものすごく重要です。
正しい使い方どうこうでなく、効果的に使うべきものです。
例1
哲也はとても腹がたった。それはもう口では言い表せないくらいの怒りようだ。 「許せない、許せない、許せない」そう何度もつぶやいた。
例2
哲也はとても腹がたった。 それはもう口では言い表せないくらいの怒りようだ。「許せない、許せない、許せない」そう何度もつぶやいた。
文の順番は同じでも、段落の区切り方を変えるだけで印象は変わってくると思います。まず伝えたい事を考え、それから段落を決めるべきです。とりあえず有名な小説をつかって段落の位置をいろいろ編集して印象を比べてみましょう
段落を分けるときは1行空けません。適当な小説を見ればそうなっている筈ですが。
あと小説の段落のルールについてはネットで検索すれば出てきます。
>コンテストなどに応募するとき響く
かどうか?
答えはYES。
どんなコンテストかわからないですが、
あなたが受賞するかしないかの瀬戸際で、
あなたと同程度に面白い作品と受賞を競っていたのなら、
文法、段落の使い方が正しいほうが選ばれるでしょう。
何故なら、受賞したのちに出版に至る際の手間が省けるから。
(ただし応募者の年齢などによって、作法がなってないほうが(執筆経験が浅いとか思われて)将来性があると判断される可能性もなきにしもあらず)
それとは別に、審査委員だって人間です。
作品を読む、評価するにはリズムのようなものもあり、
改行や段落分けが不自然だと、作品に没頭できず評価を下げるかも知れません。
内容は同じでも読みやすい作品のほうが評価される。わかりますよね?
というのが現実的な回答であり、建前です。
実際、受賞作なんてのは突き抜けてるものが多いので、
(受賞して記念に出版して、鳴かず飛ばずで終わるものじゃなくて職業作家になる人のデビュー作とか)
文法やら段落やらなんやより作品の面白さが重視される世界だと勝手に思ってます。
ただ、普通の人は突き抜けた作品が仕上げられないので、
ルールにのっとって作品を綴り、少しでも評価されるように努力するのです。
極論すると作家(別に小説じゃなくてもブログでも大喜利でも)は2とおり存在して、
・努力と根性で計算して面白くする
・なんか才能でやってけてる
前者は文法やら作法は知ってて当たり前だし、
後者の人は、そういうのは後から覚えるけれど、さっさと芽が出るので
そんなこと気にしないでデビューしてから(厳密には受賞からデビューに至る経緯で)言われて気付くもんじゃないでしょうかねえ。
段落の使い方ごときを学ばずにコンテストとか言ってるようじゃ、コンテストに応募する資格はないし、
それでも受賞するだけの才能があるなら、改行の仕方なんて気にするだけ無駄だと思いますよ。
まあ、読み手のことを意識して書くとか、コンテスト云々抜きにしてケースバイケースで書き方ってあるので、(WEBか紙媒体かで変えるとか)意識することは悪いことじゃないですが。
答えになってませんが思ったこと書いたらこうなりました。
以上です。
ちなみにどこから新段落にするかとかは特に明確なルールはなく、
・ひとつの段落があまり長くなり過ぎないように
だの
・主語とか述べている内容が変わったら段落を変える
とか、実際に書いている人は多少は意識していることはあれども慣れでやってると思います。それを編集者やら校正の人やらが修正して出版されるもんじゃないかなとか(ソースはないです、想像です)
スマホで小説を書くのならそのほうがやりやすかったのでしょうが、小説を読み慣れた人にとってはあほくさいしテンポが悪くてものたりないです。
それで3万字の小説をかいてみたらどうなるとおもいますか。
ちょっと前に哲也がイイセリフをしゃべってたのが誰相手だったかを確認するためスクロールするのに時間がかかって、また続きを捜すのも時間がかかって、結局、読む気が失せてしまいますよね。
普通の小説はラノベでも1冊で20~30万字は印刷されていますよ。
ワンシーンの中で、一文ごとに改行を挟むのは可読性に欠けるのでやめてください。
字数も2字ずつちまちま増やして、水増しで字数を稼ごうだなんて、けちくさい小学生の作文スキルみたいなことしないでほしいです。
段落ごとに1行空けたり細かく改行したりするのはインターネットの影響です。紙の小説に倣って書きましょう。
前衛的な詩であれば、そんなのは著者の自己流で構いませんが。
段落間にスペースが入るのは改行じゃないのでデータとしては絶対に入力しません。消すのが面倒なのでやめて…
ワープロとかで段落間の空きを設定する項目があるはず。
段落の区切りは人それぞれですが、緩急をつけると際立つかな。
コメント(4件)
言語空間の集合を感覚的に扱う・・って理解して欲しい。
段落は映画のワンカットに相当するから、ある程度の長さが無いと読み辛い。
だらだら同じようなことを書かない。
応募してみれば分かる。